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夏油side
夏油「──駄目だ出ない」
五条「チッ、何してんだパイセンは」
黒井「携帯電話の置き忘れとかは」
夏油「それも一理ありますね」
私達はようやく筵山麓に辿り着く。
報告しようと電話を鳴らしていたが
A先輩から全く音沙汰がなかった。
天内「A…」
夏油「大丈夫。あの人は強い人だから」
何せ私達の先輩なのだからと
口には出さないが心では思う
夏油「それより皆お疲れ様 高専の結界内だ」
天内「てことはこれで一安心じゃな!」
黒井「……ですね」
五条「………」
夏油「悟。本当にお疲れ」
五条「二度とごめんだ ガキのお守りは」
天内「お?(怒)」
「「「…!?」」」
馬鹿な!! ここは高専結界の内側だぞ!!
五条「アンタ どっかで会ったか?」
「気にすんな俺も苦手だ 男の名前覚えんのは」
─────────────
突如出現した異例の男は五条の背後から刀を刺す
夏油「悟!!」
夏油は五条に駆け寄る
だが五条は刺されたにも関わらず
「問題ない」と言い張った
なんでも術式は間に合わなかったものの内臓は避け呪力で強化して刃をどこにも引かなかったおかげでニットのセーターに安全ピン通した感じと夏油に伝える
「出来れば
五条「(”さっき”?なんのことだ)天内の懸賞金はもう取り下げられたぞマヌケ」
「俺が取り下げたんだよヤセ我慢。オマエみたいに隙がない奴には緩急つけて偽のゴールをいくつか作ってやるんだ」
ヴーヴーヴー、
ヴーヴーヴー、
五条「…!」
五条の背後で夏油が緊急事態だと判断しAに電話をかける。着信音が近場から聞こえる。
「あー、そうだ
人様の領域に入る時は手土産だったな」
男の身体にまとわりつく呪霊は口から何かを吐き出した
ヴーヴーヴー、ヴーヴーヴー
天内「──えっ」
黒井「──理子様ッ!!見てはなりません!!」
着信音がより一層高く響く
「電話の相手はこの”イケメン”か?」
左胸に刀が刺さったままボロボロで血塗れのAがぐったりと地面に横たわっていた
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もすす(プロフ) - これからも楽しみにしてます!ありがとうございます!ありがとうございます‼︎ (8月24日 12時) (レス) @page48 id: 0f697efc31 (このIDを非表示/違反報告)
瑞瘡紅千樹 - あぁぁ!!!!ありがとうございますぅぅ!!!!これからも楽しみにしてます!!!! (8月24日 6時) (レス) @page48 id: 43fa893d9e (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです! (8月12日 10時) (レス) id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
瑞瘡紅千樹 - 完結ッッ!!!!最ッッッ高でした!!!僕のQも受け取って下さり……!!本当に最高なお話でした!!!……もし、良かったら番外編とか…宜しいでしょうか?|´-`)チラリ 本当に楽しませて頂きました!!これからもずっと応援してます!!! (8月12日 8時) (レス) @page47 id: 9d24992ef8 (このIDを非表示/違反報告)
春爛漫(プロフ) - コメント失礼します!面白かったです!!自分的には本編めっちゃ描いてほしいです!!!!!!!マジ尊すぎて、控えめに言って超最高。 (8月11日 23時) (レス) @page47 id: 5a51d4644d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉代15 | 作成日時:2023年7月13日 0時