俺は、辞められない【呪術廻戦】

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貴方side





貴方『───は？ｯｯ』




”触れ(条件満たし)てる”だろ…っ
何回も何回も触ってる感覚もある

それでも術式は発動されない





「あんま動くと傷口抉れるぞ」


貴方『そんなの今はどうでもいいｯ』





何故？コイツは術式が”ない”はず
駄目だ冷静になれ

最初に頭も強打したせいか
思考が追いついていない





「なんで術式が反応しないって面だな」




掴まれた手首を離されドンと
押され後ろに倒れ込み馬乗りされる





「今お前に刺してるこの呪具は”天逆鉾(あまのさかほこ)”っつてな発動中の術式を強制解除させる効果がある」





そんな反則な呪具知らねぇよ…っ
抜こうと手を伸ばすも両手を押さえられ

痛みによって力が入らない





「……」



貴方『ﾊｱｯ…、ﾊｧ…』





ドクドクと左胸付近から血が止まらない

息を吸うだけでやっとだ


男はマジマジと俺の顔を伺う。






「女だったら抱いてたな」



貴方『クズ…野郎…が……』









．





．

その日は雲ひとつなく青空が広がっていて

鳥のさえずりが徐々に遠がっていく






「運が良ければ生きてるかもな」





鮮やかな赤色が俺から流れでて
身体に力が入らない



ああ、そうか。俺は────






「そうだ手土産にでもするか」







名も知らないこの男に負けたんだ









ｳﾞｰｳﾞｰｳﾞｰ、

ｳﾞｰｳﾞｰｳﾞｰ、




貴方『(……電話でねぇと、)』





ｳﾞｰｳﾞｰｳﾞｰ、

ｳﾞｰｳﾞｰｳﾞｰ、






貴方『……(……やばい意識が)』





ｳﾞｰｳﾞｰｳﾞｰ…

ｳﾞｰｳﾞｰ…

ｳﾞｰ…





貴方『…(アイツに、これ(写真)渡したかったのに)』




海で撮った5人の写真を理子に───
でも言葉は届く前に






───俺は暗闇へと堕ちた





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Aさんに聞いてみたQ&Aコーナーその4･5


Q．身体の部分で弱いところはありますか？

A．背中でツっーってやられるとザワってくる




Q．だそうです


G．S「へぇそうなんだ」

G．S「いい情報聞いた」


A．「サラッと情報売るな 抹消しろ」





Q．攻めか受けどっちが得意？

A．術式的には攻めの方がやりやすいな


G．S「そうじゃねぇよ」

G．S「天然記念物かな」


A．「あ？」

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