俺は、辞められない【呪術廻戦】

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黒井「あら〜」


貴方『すみません
疲れたのか寝てしまったみたいで』




ノック音で扉を開けると
眠っている天内と荷物を抱えるAの姿があった

部屋に入りベッドに天内を寝かせてぬいぐるみも置く





貴方『後はよろしくお願いします』


黒井「かしこまりました」





黒井は部屋から出ていくAの後ろ姿が見えなくなるまで見届け天内を見る。



黒井「良かったですね理子様」



頬を緩め彼女の頭を撫でた。

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貴方side



五条「俺らをおいて」

夏油「随分と楽しそうでしたね」



貴方『起きてたのか』




自分の部屋に入ると
ガキ共2人が腕を組んで待ち伏せしていた




貴方『お前らも水族館行きたかったのか？』


五条「そうじゃねぇよ。人には休めって言う割に自分が1番休んでねぇだろ」


貴方『今からシャワー浴びて休むさ』





私物を床に置いてジャケットを脱ぎ
ハンガーにかける




貴方『何不貞腐れてんだよ』


五条「別に。シャワー浴びてくる」


貴方『おい今俺が浴びるって言ったろ』


五条「うっせ 俺が先だ！」




その場で服を乱暴に脱ぎ捨て
シャワールームに入っていった




貴方『傑解説』


夏油「解説って」




傑は苦笑いをし、うーんと考える





夏油「悟は理子ちゃんと2人っきりで行ったことが気に食わないらしい」




じゃあ悟は理子のことが───




貴方『マジかそうかうわー俺邪魔したってことか』



夏油「いえ、そういう事じゃなくて」



貴方『学生の青春に割り込んだのか…
そりゃあ嫉妬するよな 馬鹿やったわ…』



夏油「せんぱーい？？」



貴方『よし、悟がシャワー浴び終わり次第
速攻で浴びて俺は寝る
19時半からのディナーは4人で食べろ』



夏油「だから違いますって」





じゃあなんだよと自分用のジンベイザメのぬいぐるみを持ってつんつんとする





夏油「悟は先輩と一緒に行きたかったんですよ。でも理子ちゃんに先を越されて不貞腐れてるんです」



貴方『……ん？』



夏油「勿論私も悟と同じ考えです」





ちょっとロビーで充電機借りてきますと
傑は部屋から出ていった











貴方『普段から生意気な野郎だと思ってたが
……可愛いとこあんじゃん』


自分の顔を見なくても熱がこもる(嬉しくて照れると顔赤くなるタイプ)

傑や悟が戻ってくるまで両手で顔を覆い頬を冷やした


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