俺は、辞められない【呪術廻戦】

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黒井「ふふっ」


夏油「黒井さんも参加してきてもいいんですよ」


黒井「いえ、私は眺めるだけでもお腹いっぱいです」




夏油と黒井は浜辺で突っ立って
海で遊ぶ3人を眺めて会話していた。






夏油「でも何故
理子ちゃんはA先輩を指名したんですかね」

黒井「それは───」



天内「黒井ー！！！！」




黒井の言葉を遮断するよう
天内の頬はほんのり赤くなりつつ叫んだ





夏油「…まさか」


黒井「そのまさかです」





これナイショですよと天内に見えない角度で人差し指を立ててシーっと夏油に伝える。天内は海から出て片手にヒトデを持ちながら黒井に駆け寄る





天内「黒井！この前髪には何も言ってはおらんな！？」


黒井「勿論でございます理子様」


夏油「前髪呼びやめてもらってもいいかな？」




天内「くよちゃんが前髪呼びで呼んであげてってお願いされたから呼んだのだ！」


夏油「」←


貴方『親近感湧くだろ感謝しろ後輩…』





五条にめちゃくちゃ海水をぶっかけられたAは全身びしょ濡れで体力が底をつきていた





夏油「………悟はどうしたんですか」


貴方『うるせぇから海に沈めてやった』





言い方はあれが実際五条は浮き輪を
使ってぷかぷか浮いてるだけだった





貴方『つっーかお前もすました顔してねぇで遊べよ ここどこだと思ってんだ沖縄だぞ お･き･な･わ』


夏油「ですがもう時間ですよ」


貴方『マジかほんとだ 早いな…
しらがー海からあがれー』


五条「あ もうそんな時間か」





聞こえていたのか気づけばAの背後に
立って彼の腕時計を眺めていた。

だが天内は寂しそうにしゅんとしていた
それに気づいた五条はAに提案する






五条「A 戻るの明日の朝じゃ駄目？」



夏油「悟…？ だが、」



貴方『理由は？』



五条「折角の沖縄で天気も安定してる
何より東京より沖縄の方が呪詛人の数少ない」



夏油「もう少し真面目に話して」





五条がくいっと顔で天内の方に知らせる。
表情で悟ったAは自分の荷物を持つ





貴方『ちょっと確認してくるから待ってろ』



できるだけ要望に応えようと
Aは説教を覚悟の上で交渉をしに行った。



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