俺は、辞められない【呪術廻戦】

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貴方side




ｳﾞｰｳﾞｰｳﾞｰｳﾞｰポケットから振動が伝わる

画面を見ると”悟”と記載されていた




七海「出ないんですか」


貴方『出たくねぇんだよ
声聞きたくねぇから』


七海「はぁ…」


灰原「でも大事な話だったら大変じゃないですか？」





後輩に正論パンチされて
渋々、仕方なく出る。




貴方『はい』


五条「A緊急事態！！」


貴方『焦んな。まず状況説明を──』


五条「それどころじゃねぇ！！早くこいｯｯ！！！」


貴方『おい───』






ブチッと着られ画面越しでツーツーと鳴る

何かあったのか？まさか浜辺の方で襲撃が…？





貴方『悪い俺はもう行くが
何かあったら何時でも呼んでくれ』




空港内は2人に警備してもらい
俺は急いで悟達の方に向かった。

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念の為ちゃんと走ってる途中砂浜で足がもつれてコケそうになったのを傑に見られた。クソ。




夏油「コケそうになって自分で顔真っ赤にして
恥ずかしがってたの可愛かったですよ」


貴方『わざわざ言わんでいいし弄ってくんな
それと何が緊急事態だよ』


五条「そう言わなきゃ急いで来ねーだろ！」


貴方『疲れさせんなクソガキ』





砂浜で走ったせいで余計疲れる
暑いし、日差し強いし、眩しいし

俺のエネルギーが吸い取られてる感じする




黒井「久良様。五条様が先程緊急事態と
仰っていたことは本当ですよ」


貴方『どういうことですか？』


夏油「理子ちゃんが直々に
A先輩で”指名”が入ったので、
悟が緊急事態として召喚したわけです」


貴方『なんで俺？？』


夏油「そんなの今はどうでもいいしょう
ほら行ってください」





傑に背中を押され、
海の方で遊ぶ2人は俺の方をみて
天内さんはバシャバシャと走って近寄ってきた





天内「”くよちゃん”も遊ぶのじゃ！」



貴方『なんでその呼び方っ…！ってうおｯ！』





腕をグイッと引っ張られ
バランスを崩しそのまま
海に向かってダイブした






五条「ブッフハハハッ」


天内「引っかかったのじゃ！わははっ」





くそっこれなら電話に出ないで

七海達の方に入れば、
ワイシャツが濡れずにすんだのに…





貴方『このクソガキ共ぉぉ！！』


天内「なっ！！
水鉄砲なんてどこから出したのじゃ！？」


五条「逃げろ〜逃げろ〜」





＿＿＿まあ、でも楽しそうならいいか


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