44日目 ページ44
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たった数秒で瞬殺された”呪術師”
金喜の足元に横たわり心臓付近を強く抑え苦しんでいた。
「ッッ」
貴女『で 誰の”命令”でここまで来たんだ?』
ガッと転がる男の腹に足をのっけ体重をかける
貴女『早く言えよ このまま潰してやってもいいが』
「…ッッ潰せよ…潰してみろ…!!所詮お前ら____は人間のことなんも思ってねぇからな!!」
貴女『人のこと言うなよ。お前だってなんも思っちゃねぇだろカス お気にの靴が血で汚れんのはごめんだから気絶でもしてろ』
拳を強く握りしめ男はあまりの激痛に泡を吹いて動かなくなった。
「先輩!!」
貴女『やべ、勢いで殺っちまった』
「よくも!!!!!」
女は刀を握って殺しにかかる。
金喜にとってこの女の動きはスローモーションに見えた。
何せ今任務中のターゲットがマッハ20という怪物をここ数日間ただひたすら見つめ観察していた。
そのおかげで余裕でかわせる。
「なっ!!!」
貴女『敵を前に熱くなってると周りもなんも見えなくなんぞガキ』
「だまれ!!!」
「おいあまりでしゃばるな!相手をしているのが誰か忘れたのか!!」
「先輩が殺られたんですよ!?正気でいられるはずがないッッ!!!」
金喜はまた思った。
こいつはバカだ。と。
近寄ってくる女。
貴女『学習能力のねぇガキは生まれ直してこい』
またぎゅっと拳を握りしめ女は刀を落としバタリと倒れた。
「____ッッ」
貴女『私を逃がしてくれればお前の命見逃してやるよ』
「___ッ」
貴女『感謝しろよ。お前らの喧嘩わざわざ買って親切にしてやったんだから____…!!』
金喜に突如襲いかかる”呪霊”
思ったより早く攻撃が少しあたり頬から血がツーと流れる。
「__2人犠牲になりました…」
「すみません、遅くなってしまって」
「……」
金喜の目の前に現れる2人の男のうち1人は見覚えがあった。
貴女『やっぱここに来てたんだな
.
.
.
.
.
”
前髪がちょろりと出た黒髪と
丸い黒のサングラスに白髪の男
彼らは___東京都立呪術高等専門学校の
”呪術師”だった
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嘉代15(プロフ) - 神凪 巫琴さん» わっ〜ありがとうございます!私神凪 巫琴さんの作品全て大好きです!!そう思っていただけて凄く嬉しいです!新作も楽しみしております! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - プスメラさん» コメントありがとうございます!オチはまだ未定ですので参考にさせて頂きます!応援よろしくお願いします! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!続き楽しみにしていてください! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - あーるさん» ありがとうございます!続編でもなるべく多く更新できるよう努めていきたいと思います!応援よろしくお願いします! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人さん» あわわっありがとうございますっ!続編でも頑張りますので応援よろしくお願いします!! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉代15 | 作成日時:2020年12月19日 22時