その女、好みの男を拾う。

39日目 ページ39

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岡島「……」


潮田「岡島君…何してんの？」


岡島「俺…ここの旅館で良かったことが一つある

____壁1枚の隣が”女湯”であること

ほらお前ら耳を済ませてみろ…聞こえるだろ…！」






思春期の男子にとってはまあね反応してしまう
女湯なら尚更






茅野「なんでそんなに大っきいのー！？」



貴女『ぁ？知るかよ ポニテに聞け』




松元「どうせパットつけてデカいアピールでしょぉ？」



中村「この際だ…脱がして拝んで見るか〜」



貴女『なんで一人湯じゃねぇんだクソ』






壁が薄いこともあり丸聞こえである






前原「静かになったぞ？」


磯貝「前原までか」





男子大半壁に耳をあて女子の会話を聞いていた。







松元「…」



中村「デカいそして柔らかっ…！！」



貴女『人の胸触って何がいいんだ 触り会じゃねえんだぞとっとと入らせろ』



矢田「じゃ続きはお風呂上がってからね！」



貴女『なんで続くんだよ終われよ』






岡島「俺…女湯いきた…」


潮田「ダメだよ岡島君」


前原「磯貝顔真っ赤じゃん〜ピュアか」


磯貝「うるさい 早く入るよ」




等の磯貝は彼女のことを想像し恥ずかしくなっていた。







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貴女『なんで風呂まで疲れんだ…』





浴衣に着替えてソファに腰掛ける。
あ”ー酒飲みてぇな…


ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ
鞄の中から小さく振動する





貴女『あっんぇ”！？』


伏黒「んだよその反応〜」




まさかの甚爾くん直々電話
あー耳が幸せだ





伏黒「お前今酒飲みてーなとか思ってただろ」



貴女『すげぇ…！なんでそう思ったの？』



伏黒「この時間帯になるとお前いっつもそういうから」



貴女『口癖みたいになってんのかー気づかんかった。でも飲みたくても持ってきてねぇし』



伏黒「鞄に瓶入ってたろ？それ飲めよ一応酒」






鞄の中を漁ると可愛い小瓶が数本入っている
え、これ甚爾君が選んだの？可愛すぎじゃない？？
え、勿体なさすぎて飲めない逆に。





伏黒「けど周りにガキいんなら飲めねーな」






少し離れた先には卓球したりゲームしたりと周りに結構人がいる。電話してんの私だけか





貴女『いいさ飲めない代わりにコレクションとして大事にする、こんな可愛いもん私らしくねぇけど』





小瓶を上に上げて電気に照らし綺麗に輝いていた


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