26日目 ページ26
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赤羽side
俺もこの人と同じ考えで殺せんせーに挑んだ。
でも殺せんせーは俺を見捨てなかった。
死なないし殺せない。
少なくとも…先生としては
でも今の状況は最悪だ。
生徒半数の命か殺せんせーの死という天秤がかけられていた。
どうするの…殺せんせー…
貴女『悩み中か そんな悩む事ないだろ?2択だぞ?
くじで決めるか?
でもその選択を選ばなくても
どちらとも助かる方法もある』
貴女『私を殺すか、私の両腕切断という方法もあるぞ 四択に増えたな 好きなの選べよ。
今言った私を殺すか、両腕切断の方がお前にとっては楽じゃねぇの?自分は死なねぇし、生徒も助かる』
殺せんせー「絶対にしません それに貴女はこのクラスの生徒となる方でしょう。昨日理事長先生から伝達を受け取っていたことを忘れていました。新たな生徒が加わると生徒にそんな事はさせません」
殺せんせー「先生はねある人と約束を守るためにここにきて彼らの先生になった。目的を果たすまで先生はまだ死ぬわけにはいきません」
ということは___
貴女『見殺しコースか』
殺せんせー「いいえその中に私が選ぶものはありません。みんなが無事になる、先生があらたに選択肢、可能性をつくります」
殺せんせー…
貴女『……はぁーやってらんね』
パチンという音が鳴り皆は息を沢山吸って吐く
貴女『”解除した”苦しくねぇだろ』
手をパンパンと払って俺たちの方に目を向ける
貴女『少なくともお前らの担任は本校舎の教師とは違ぇみたいだ』
貴女『”良かったな”』
ブレザーのポケットに手を突っ込みあるものを取り出した。
貴女『でも暗殺するには変わらないが』
手榴弾を持ち___ピンを引いた
____
__________
衝撃に備え咄嗟に目をつぶった。
けど何も痛くもないし痒くもない。
目を開けると
そこに彼女は”いなかった”
殺せんせー「彼女が持っていたのは手榴弾ではありません」
手榴弾の形をした煙玉のようなものだった。
あたりは濃い煙で包まれる
殺せんせー「彼女は先生を”試した”ようです」
煙ははれ、皆の息苦しさはカラッとなくなっており、ましては磯貝の頬の痣も綺麗に消えていた
あの人は一体何者 ___?
俺だけじゃない、ここにいる皆がきっとそう思うようになった。
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嘉代15(プロフ) - 神凪 巫琴さん» わっ〜ありがとうございます!私神凪 巫琴さんの作品全て大好きです!!そう思っていただけて凄く嬉しいです!新作も楽しみしております! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - プスメラさん» コメントありがとうございます!オチはまだ未定ですので参考にさせて頂きます!応援よろしくお願いします! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!続き楽しみにしていてください! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - あーるさん» ありがとうございます!続編でもなるべく多く更新できるよう努めていきたいと思います!応援よろしくお願いします! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人さん» あわわっありがとうございますっ!続編でも頑張りますので応援よろしくお願いします!! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉代15 | 作成日時:2020年12月19日 22時