検索窓
今日:16 hit、昨日:6 hit、合計:429,401 hit

#.136 ページ29



〔烏間side〕



貴女『____今現在は学生という年齢だけど本来は"内務省異能特務課参事官の桜庭(さくらば)Aとして職についている』



廊下を偶然歩いていた時職員室から聞こえてきた彼女の衝撃的な事実。



イリーナ「内務省異能特務課って何よ?」



隣にいたイリーナは不思議そうに言った。




烏間「世間に存在すら知られていない特務機関だ 真逆彼女がその参事官とは」



彼女の正体を耳にしてしまいその場から離れなかった。そして中にいるターゲットの声は再び聞こえる。



殺せんせー「その内務省異能特務課とはどのようなお仕事を?」

貴女『敵異能組織への潜入や壊滅、危険だとされる異能者の監視とかかな。暗殺旅行の時にあった殺人鬼は覚えてるかい?あいつは今施設でエージェント達が監視してくれてる』


殺せんせー「だからヨコハマのあの事件もその暗殺旅行、死神のあの時も異能力者相手に対抗出来たのですね。納得しました」

貴女『まあ、何年もやって来てるからね。ちゃんと部下もいるしベテランだよ。立派な』




本名:桜庭 A
年齢:25歳
職務:内務省異能特務課参事官
補足:異能力者



イリーナ「私より年上だったなんて…」

烏間「彼女は他の生徒よりも大人びていたからな」



貴女『聞きたいことがあるなら今話す。言えない事もあるかもしれないけどね』

殺せんせー「では早速お聞きします。何故貴女は自 殺を試みるのに対し"生きる意味が無い"と仰ったのですか?」

貴女『いきなりか。そのままの意味だよ。私は生きる意味が無いと思ってる。だから自 殺を試みるんだ』

殺せんせー「何故そう思うのです?」

貴女『大事な人を救えなかった人間が生きてていいと思えるかい?』



イリーナ「どういうことよ?」



小声でイリーナは俺に問い詰めた。

その時イリーナはバランスを崩し職員室のドアに体が当たってしまい音がたってしまった。

何やってんだこいつは、、


職員室のドアは開いた。
ターゲットの触手で開かれたのだ。



貴女『烏間先生達も座りなよ。いずれは言わなきゃいけないことだ』



彼女はどうやら俺達が聞いていたのがわかっていた見たいだ。

そうか彼女は嗅覚がいい事を忘れていた。



イリーナ「それでさっきのはどうゆうこと?」

貴女『それを含めた話をしようか』



優しい微笑みを浮かべながら彼女の過去が公開された。


#.137→←#.135



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (602 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1444人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

向日葵蜜柑 - こういうの好きっス 尊敬してます!! (6月17日 8時) (レス) @page39 id: b6e25e049a (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 泣いた、凄い❣️ (2023年2月2日 19時) (レス) @page39 id: 1eed7975f0 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 最ッ高です!泣きました! (2022年2月8日 18時) (レス) @page40 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 作者様ぁぁどんだけ私を喜ばせたら気が済むんですかァ!!ちょっと嬉しすぎて天国行きそうです (2022年2月6日 19時) (レス) @page40 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
ゾア(プロフ) - おぉっとぉ……? (2022年2月6日 16時) (レス) id: 1f5360b9e0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:嘉代15 | 作成日時:2019年4月28日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。