【暗殺教室】Ｅ組の太宰さん【文スト】参

#.135 ページ28

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貴女side



腕に巻いている包帯をとると赤黒い傷痕が目立つ。
それを見て殺せんせーは驚いていた。




殺せんせー「趣味で包帯を巻いているのかと思いましたが…まさかここまでとは…」

貴女『怪我の状態なんてどうでもいいんだ。問題は"力"の方だよ』

殺せんせー「"力"、とういうことは＿」

貴女『ああ、私も"異能力者"だ』




私の使う異能力＿＿傷痕は、

相手の傷口に自身の血液が付着するだけで相手の持つ異能力を吸収し自分の物にする事が出来る。
また吸収した異能力を他人に譲渡可能だが何故か自身の寿命が強制的に与えてしまうことがある。

ただし発動条件は自身が自分の体を傷つけ血をださねばならないこと。



でもそれまではいいんだ。
問題なのは"力を使う事に寿命が削られること"
相手に力と強制的に寿命も与えてしまうこと





貴女『もともとそんなのはなかったんだけどね3年前にある事件でそうなってしまったんだ』

殺せんせー「3年前…椚ヶ丘に入る前に何があったんですか」

貴女『"異能力者大量殺人事件" 私はそれに対応していた』

殺せんせー「子供の貴女がですか…？」

貴女『子供…？あはははっ子供…子供か』





突然笑いだしたのに驚いていたターゲット。
笑う要素がないって？
あー、大事なこといってなかった。





貴女『この際だから殺せんせーに話すよ

____今現在は学生の体、年齢だけど本来は

"内務省異能特務課参事官の桜庭(さくらば)A"として職についているんだ

因みに年齢はイリーナ先生より5つ上で25歳ね』





ニコニコして話すとご冗談をとか真顔で言い始めた為名刺を渡すとガチだという顔が歪んでいくターゲットの表情がとても面白かった。



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