#.122 ページ15
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〔貴女side〕
先生「聞いてるんですか?!」
貴女『ドラム缶の自 殺法は死ねなかった。かと言って屋上からのバンジージャンプは楽しかった』
先生「聞いてないですね分かりました あの人に報告してきます」
貴女『あー聞いてる聞いてる無茶ダメですでしょー』
聞いてるじゃないですかとプンプンと怒っていると何処からが謝罪の声が響いた。多分ターゲットだ
先生「何ですかね今の声」
貴女『多分見たことの無い大胆な行動でもしてるんじゃないかい』
プシューとペットボトルの蓋を開けて炭酸水を口に運ぶ。うん美味しい
先生「貴女は呑気すぎです もう少し危機感を持って下さい」
貴女『持ってどうするのさ 無力な人間に生きる意味なんてあると思うかい?』
先生「………それが"15歳"の貴女ですか」
貴女『………』
先生「そうですもんね 私はその頃の貴女にはまだ会ってない時でしたもんね……薬1ヶ月分また出しておきます」
貴女『……助かるよ』
そう言って椅子から立ち上がり部屋から出ようとしたら
先生「______下さいよ?」
私は返答せずそのまま無言で診察室から出た。
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〔先生side〕
彼女が部屋から出たのを確認した所で奥の部屋からある人が出てきた。
??「どうでしたか」
私の上司と呼べる人だ
先生「…だいぶ進行してます あのままでは1年ももちません」
??「やはり捕らえて殺さなければなりませんかね」
先生「ええ…それが"A先輩"が"生きていられる"唯一の方法です」
??「………引き続き頼みますよ」
先生「了解」
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〔貴女side〕
貴女『ううっ…』
なんだろ誰かに噂されてる気がする…寒気がしてきた。
まだ10月だよ…まあ寒いのか
病院から出て家へと向かう途中に背後からある気配を感じた。
咄嗟に振り返るとそこには誰もいなかった。
なんだービックリーと思いながらそのまま何事もなかったかのように足を再び動かした。
その背後では
??「ふふ あの子も花束に加えようか、ね?______」
??「そうだな」
それは一体何者なのか
まだ私達には分からなかった
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向日葵蜜柑 - こういうの好きっス 尊敬してます!! (6月17日 8時) (レス) @page39 id: b6e25e049a (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 泣いた、凄い❣️ (2023年2月2日 19時) (レス) @page39 id: 1eed7975f0 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 最ッ高です!泣きました! (2022年2月8日 18時) (レス) @page40 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 作者様ぁぁどんだけ私を喜ばせたら気が済むんですかァ!!ちょっと嬉しすぎて天国行きそうです (2022年2月6日 19時) (レス) @page40 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
ゾア(プロフ) - おぉっとぉ……? (2022年2月6日 16時) (レス) id: 1f5360b9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉代15 | 作成日時:2019年4月28日 17時