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#.126 ページ19




〔渚side〕

僕達でなんとか烏間先生に問いかけるが仕事があると言い残し行ってしまう。あの人は厳しい人だ。特に一人前の大人には…



貴女『ゴホッゴボッ』


ふと太宰さんの咳の音で我に返る。
ビッチ先生ちゃんと戻ってくればいいなと思った時だった。


バタンッ


業「え」



床に音を立てて太宰さんが倒れていた。



神崎「太宰さん…!!」


僕は急な状況に唖然としていた中神崎さんは太宰さんに近寄っていた。
騒ぎに気づいた殺せんせーも太宰さんに近寄ると


殺せんせー「…!意識がありません!!先生このまま病院に連れていきます!」

前原「頼むぞ殺せんせー!!」



突然襲ってきた異変。
殺せんせーは太宰さんを抱き病院へと連れて行ってしまった。

教室に残る僕らさらにどんよりとしていた。


業「ねぇ…」

磯貝「どうした」


業君はしゃがみこみ床に指であるものを指した。
皆がその場所を見ると…



矢田「それ……"血"だよね…」


矢田さんの言う通り床には赤い液体が染み込んでいた。
そこはさっき太宰さんが立っていたところだ。



中村「そう言えば、殺せんせーが太宰さん運んだ時、太宰さんの手見たら包帯に血が滲んでたの見た」

片岡「もしかして体育祭の時浅野君が咳で反応してたのって…この事だったの?」


ビッチ先生もいない 太宰さんは病院に運ばれた…

なんだろこの胸騒ぎは…



矢田「太宰さんは殺せんせーに任せて私達はビッチ先生を」

千葉「まさかとは思うけどこんなことでバイバイとかないよな」

お兄さん「そんなことは無いよ彼女にはまだやってもらうことがある」



E組「「!!?」」



平然とその人は教室に溶け込んできた。



お兄さん「僕は"死神"と呼ばれる殺し屋です 今から君たちに授業したいと思います」


律に送られた画像にはビッチ先生が捕まっていた。この人の話を聞いて思った。

ロヴロさんの言う死神なのだと確信した。

恐ろしいことを平然と口にしてるのにそれが嘘じゃないと分かるのにどうしてこんなに安心できるのだろうか。


寺坂君達がお兄さんを囲んで捕らえ話すが優れた殺し屋ほど萬に通じ僕らの思考を読むなんてお手のもだ。


そして花びらを自分の頭に舞い上がらせ消えた。残ったのはビッチ先生がいるであろう地図だけが残っていた。


#.127→←#.125



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向日葵蜜柑 - こういうの好きっス 尊敬してます!! (6月17日 8時) (レス) @page39 id: b6e25e049a (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 泣いた、凄い❣️ (2023年2月2日 19時) (レス) @page39 id: 1eed7975f0 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 最ッ高です!泣きました! (2022年2月8日 18時) (レス) @page40 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 作者様ぁぁどんだけ私を喜ばせたら気が済むんですかァ!!ちょっと嬉しすぎて天国行きそうです (2022年2月6日 19時) (レス) @page40 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
ゾア(プロフ) - おぉっとぉ……? (2022年2月6日 16時) (レス) id: 1f5360b9e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嘉代15 | 作成日時:2019年4月28日 17時

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