【暗殺教室】Ｅ組の太宰さん【文スト】

【58時間目】 ページ35

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渚side


太宰さんの話から結構時間が経った
隣からは…


殺せんせー「ニュヤァ…船はヤバイ…船はマジでヤバイ…先生頭の中身が全部まとめて飛びそうです…」



殺せんせーの弱点8個目
"乗り物で酔う"
いつも以上に顔色が悪い



倉橋「！！ 起きて起きて殺せんせー！！見えてきたよ！」



倉橋さんは酔っている殺せんせーに目掛けてナイフを振るうが見事に避けられた

倉橋さんに続いて



杉野「東京から6時間！！」

前原「殺せんせーを殺す場所だぜ！！」


E組「島だーｯｯ！！！」



島に到着し船から降りホテルに向かい荷物を置いた



男の人「ようこそ普久間島リゾートホテルへ サービスのトロピカルジュースでございます」



と早速太宰さんはそのトロピカルジュースを受け取っていた

すぐには飲まず何故かコップの底を見たりしていた



貴女『……！ふーん…』

渚「何してるの？太宰さん」

貴女『"毒"とか入ってんのかなーと』

業「なわけないでしょ 入ってたら大問題じゃん」

貴女『だよねー』



とカバンをゴソゴソとあさって空のペットボトルを取り出しトロピカルジュースを入れた



三村「太宰さん飲まないの？美味しーよ」



近くでトロピカルジュースを飲んでいる三村君と岡島君達




貴女『どんな成分が入ってるのか気になるからお持ち帰り用♡』


中性的な容姿だから僕ら生徒以外の女性客は太宰さんのウィンクで頬を赤くしていた

強いこの人強いよ

ほら前原君と殺せんせーが負けたという顔してる



三村「いやー最高だね！」

木村「景色全部が鮮やかで明るいな〜」



太陽の日差しでキラキラと光っている海や砂

僕は本来の目的を忘れそうなくらい気分が上がっていた



神崎「太宰さんちょっと来て」

貴女『んなんだい』



神崎さんが太宰さんを呼んだのは今回の殺せんせーを暗殺するための計画を伝えることと同時に修学旅行の班に皆別れ

磯貝君率いる1班でこちらの行動に目が行かないようにしていた



茅野「次はうちの班に来る番だよ！やる事やって直ぐに着替えないと！」

杉野「おーう」



殺せんせーに遊びに見せかけ僕らは真剣だ

計画通り暗殺が出来るかどうか…綿密に現地をチェックして回った後直ぐに着替え僕達４班はイルカを見ることになっている

船に乗って一緒に見るつもりだったが殺せんせーは着ぐるみを着てイルカと泳いでいた


……４班皆声が出なかった

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