5 衝撃のはじめましてTHside ページ5
あの日、名前も知らないアイツに恋をしてから
どーやら俺はおかしくなってしまったらしい
ジミナには"最近ボーッとしすぎじゃね？大丈夫か！？"なんて言われるし
「お前に心配される筋合いはねーよ」
なんて言いながらも、あの時のことを思い出してはドキドキしているのは事実で…
俺をじぃ〜っと見ていたあの綺麗な瞳も
淡くピンクに染められた頬をも
アイツの全てが俺をトキメかせる
血の繋がった実の兄にまで"お前最近ニヤニヤしすぎ、気持ち悪いぞ？"なんて言われちゃつたりして
マジなんなんだよっ！
なんて、ひとりでキレてみたって、アイツを好きな気持ちは変わらなくて
それどころか、日増しに増えていくんだ…
なんて名前なんだろ、って
聞いていないのに、呼び名を考えてる自分もいて
声はどんなだろう
どんな話し方すんのかな
なんて、考え出したら止まらなくって
今更ながらに、アイツに一目惚れしたのだと気付かされる
だから今日、もう一度君と会えて俺はどれだけ幸せだったか…
結局、眠らずに考えた言葉すら忘れて
TH「キムテヒョンです。今年で3年。テヒョン先輩って呼んでもらえると嬉しいかな
よろしく」
こんな素っ気ないことしか言えなかった…
そして、ボーッとしてしまっていると彼女の番になったらしい
「ち、チョンAって言います！
どん臭いですが、お願いします！」
ぶっ//思わず吹いてしまったwww
JK「はぁ〜、我が妹ながら情けない…」
んぇ！い、妹いたのお前！
しかも、俺の初恋の相手なんて…
聞いてない…
君と俺のはじめましては衝撃でした。
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作者名：ぱくゆひょん | 作成日時：2015年5月9日 18時
