Ep.15-6 ページ34
Side.目黒
少し歩くとAちゃんが俺の手をクイっと少し引く。
彼女に顔を向けるとニコッと笑顔を向けられ幸せな感情で満たされていく。
「何、どしたの？笑」
『告白、東京帰ってきた時って言ってたのに早いなって』
「あー、俺思ったら即行動しちゃうから。」
『なるほど』と言うけどあんまりなるほどの顔はしてない。
まだ少し不安そうなAちゃん、そりゃそうだよな。
『この後、どうしよっか』
「んー、腹減ったし俺の家で何か作って食べようか」
水族館を出て、家の近所のスーパーに向かう。
隣を見るとニコニコしてスマホをいじっているAちゃん。
「何してんの？」
『内緒ー。あ、ラウールくんから連絡来てる』
「何でラウール？なんて？」
『めめとのデート楽しんでますかって笑。楽しんでます、そりゃとても』
お互いの笑い声が社内に響くと次は俺のスマホの着信音が鳴る。
多分だけど、ラウール。
「多分ラウールだから出て良いよ」
スマホを渡すと少し戸惑いながらも電話に出る。
『もしもし…』
？「あれ、Aちゃんやんー！！まだめめと一緒にいるん？？」
受話器越しに聞こえてくる声はラウールではなく、康二の声。
『お久しぶりです。この後ご飯食べようかって』
向「ええなぁ。もしかしてそれ俺も参加して良いやつ？？」
『私は構いませんよ！目黒くん、向井くん合流したいって』
正直すごく２人でたいけど、メンバーと仲良くなって欲しいという気持ちもある。
「いいよ」と返事をして家に着くだいたいの時間を康二に伝え電話を切る。
まず康二なんで俺がAちゃんと一緒にいること知ってんだ。
犯人は１人しかいないんだけど。
スーパーに到着し、食材をカゴに入れていく。
こうして買い物してると結婚とかいろんなこと考えてしまう。
『向井さんも来るから、鳥の照り焼きとかガッツリしたもの作ろうか。簡単だし』
「良い奥さんになりようだよね、Aちゃんて」
『目黒くんがそう言ってくれるなら、そうかも笑』
少し照れ笑いしながら言う彼女を見ながら、それを現実にしたい欲が出てくる。
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Emma(プロフ) - りんごさん» りんごさま、ありがとうございます！修正いたしました！今後もよろしくお願いします。 (2023年2月9日 12時) (
レス) id: ca41fbeb41 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ，フラ立ってますよ！！ (2023年2月9日 7時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Emma | 作成日時：2023年2月8日 19時
