Ep.12-4 ページ18
Side.目黒
あれから、必要以上に仕事に没頭している。
世の中はクリスマス一色で、イルミネーションが凄い。
渡「クリスマス会わねえの？」
送迎車で、隣に座るしょっぴーが聞いてくる。
「え？」って顔をしてると眉を顰める。
「いや、もう彼氏じゃないし。」
渡「関係なくね？友達として、向こうでも使えるモンでもプレゼントしたら？」
その言葉に会える口実が出来ると嬉しくなってしまう俺がいる。
「なるほど」と言うと、「感謝しろよな」としょっぴー。
帰宅し、何週間ぶりにトーク画面を開きメッセージを送る。
目【久しぶり。Aちゃん２５日って空いてる？】
【空いてるけど、引っ越しの準備しないといけなくて会うことは難しいかも…ごめんね】
もうすぐ遠くにってしまう実感が湧いてきてしまい、
その文面に胸が苦しくなる。
目【そうだよね、ただ最後に渡したい物あって。家まで持って行っても良い？】
【それなら大丈夫なの！目黒くんは予定大丈夫？？】
２５日、仕事はあるけど午後イチには終わる。
それを伝え彼女と会う約束をすることができた。
目【１５時に家に行くから、それで大丈夫？】
【大丈夫ー！！わざわざありがとう】
あまりにも変わらない会話に、少し安心する。
クリスマスまで３日、彼女へのプレゼントを選ぶために康二に声をかけた。
向「Aちゃんへ贈るプレゼント？何が良いかって？？そんなん決まってるやん、手料理やろ！」
ラ「康二くんそれはめめにとってハードル少し高くない？」
「いや、物で頼む。」
向「好きな人から貰う物なんて何でも嬉しいに決まってるやん」
ラ「自分にリボンつけて玄関の前に座るとかは〜？？」
「お前らに聞いた俺がバカだったわ笑」
後ろでギャーギャー言う２人を無視して、帰りに雑貨店に寄ろうと決めた。
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Emma(プロフ) - りんごさん» りんごさま、ありがとうございます！修正いたしました！今後もよろしくお願いします。 (2023年2月9日 12時) (
レス) id: ca41fbeb41 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ，フラ立ってますよ！！ (2023年2月9日 7時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Emma | 作成日時：2023年2月8日 19時
