Ep.9-1 ページ1
Side.you
エントランスのロックを解除をした目黒くんが私の方を見る。
何かを考えている様子だけど、何も言ってこない。
「こっちきて」
そう言い手を引いてベッドルームに連れていかれる。
これ着てと渡されるパーカー。
『なんでパーカー？』
「良いから、他のやつにAちゃんの肌見せたくない」
なるほど、と思い渡されたパーカーに袖を通した時、
玄関のインターホンが鳴った。
「ソファにでも座ってて。うるさくなると思うけどごめん」
『ううん、むしろみんなとの時間邪魔しちゃうようでごめんね』
ふっと笑うと、玄関の方へ消えていく目黒くん。
今から画面の向こうでしかみたことのない人たちが来るんだよね？
なんか緊張してきちゃった。
ワイワイと話しながらリビングに入ってくる面々。
最初に入ってきた人物が私を見て声を上げた。
向「あ！この前のおねえさんやん！」
『関西弁のおにいさんだ、お久しぶりです』
いつかのお手洗いで助けてくれた明るいおにいさんだった。
その後ろからめちゃくちゃ高身長の青年が、ペコッとお辞儀をしてくれる。
ラ「もしかして、例の彼女・・・？」
渡「めめ、お前」
宮「いるなら言ってよ、邪魔しちゃってない？」
『そんなことないです、初めまして。AAです』
YouTubeで見たことのある人たちに挨拶する。
宮「宮館です」
宮舘さんを皮切りに向井さん以外の２人も挨拶を返してくれた。
向井さんが色々買ってきたからとテーブルに広げる。
「さっき片したばっかなんだけど」
ラ「Aちゃんて呼んで良いですか？」
『良いですよ、なんの呼び方でも大丈夫です』
わたしの隣に座ってきたラウールくんと話していると、
それを聞いてた向井さんも俺も！と会話に入ってくる。
チラッとキッチンを見ると宮舘さんと目黒くんが何かを作ってるみたい。
１人スマホを弄っていた渡辺さんがそういえばと話に入ってくる。
渡「おたくら付き合ってんの？」
その鋭い言葉にみんながわたしと目黒くんを交互に見る。
「まぁ、そんな感じ」
黙ったままの渡辺さんを含め、４人。
やっぱりこんな大切な時期のスキャンダルみたいなの嫌だよね。
あとでちゃんと目黒くんに話そうと思って謝ろうとした時、また渡辺さんが口を開く。
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Emma(プロフ) - りんごさん» りんごさま、ありがとうございます！修正いたしました！今後もよろしくお願いします。 (2023年2月9日 12時) (
レス) id: ca41fbeb41 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ，フラ立ってますよ！！ (2023年2月9日 7時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Emma | 作成日時：2023年2月8日 19時
