検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:865 hit

【WoL】無口? - 2【DFF】 ページ3

……自分の問題なのに、2人に悩ませてしまっていいものかと困惑してしまう。
と、セシルは「まぁ、」と提案を出す。
「今ここで原因を悩み続けてもしょうがないし、皆に収集をかけよう。彼の状態は知っていてもらわなきゃ……あ、それでもいいかい? リーダー」
その問いに、自分は頷いた。自分から自分のことを言えないのはとても不便だが……それが今の状態ならば仕方がない、と割り切るしかない。
「フリオニールはリーダーをよろしくね。僕は皆を呼びに行ってくるから」
「あぁ、了解した」
2人はそれだけ言葉を交わすと、セシルの方は走り去っていった。
そして。

「…………」

沈黙。
想定はできていた。自分はこの通りだし、フリオニールはフリオニールでどう声をかければいいか迷っていて今話せていないもの__かと思われる。
せめて紙と何か書けるものが欲しかったが……案の定そんなものがある訳もなく。
考えながら早15分。今に至る。
流石に空気が気まずい。だが今自分にこの空気を断ち切る術はない。
チラッとフリオニールの様子を見ようとして見ると、フリオニールと目が合った。
と、思ったらフリオニールが直ぐに顔を背けた。
「……?」
私はなにか悪いことをしただろうか__と、思ったがそれは今はいい事か。

意外と早くセシルは戻ってきた。
正確には、セシルとセシルが声をかけてきた者達が。
まだ全員ではないようだが、セシル曰く「僕が声をかけた人がさらに声をかけてるんだよ」と。
「んーと、見たところはいつものWoLに見えるけど……大丈夫なんスかねー?」
「いつもより更に静かになったって感じかー? ってかそりゃ見てるだけじゃ分かるわけないだろ!」
ティーダとバッツがいつもの調子で会話を交わしていた。

すると、次はジタンが駆け寄ってくる。
「おーい、話ができなくなったって聞いたけど……大丈夫かー?」
身を心配してくれる言葉に何か返事がしたかったが、やはり言葉は出てこない。
「これは……本当に無理なのか。いやぁ、俺の元の世界でも一時的に喋れなくなった子がいるんだよ。その時と同じかと思ったけど……」
「その時はどういう感じだったんだ?」
と、バッツが。
「んー……色んなことが立て続けに起こって、そのショックから声が出なくなっちまってた。その後はちゃんと喋れるようになったけどな」
「へぇー……じゃあそん時の方法で治すか?」
「……多分効果ないぜ?」

……いったいどういう方法だったのだろうか。

【WoL】無口? ‐ 3【DFF】→←【WoL】無口? - 1【DFF】


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキー専用EXスキル(マーテリア陣)

リミットブレイク(クラウド)


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:DFF , KH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*Choco* | 作成日時:2019年2月28日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。