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「おまえ、文化祭、文化祭と盛り上がってるが中間テストが先にあるのに随分と余裕だな。うちを受けられるぐらいだ。普段の発言はともかく、勉強は出来るんだろうな？｣
「えっっ……｣
「…………その顔は、忘れていたな」
美馬ちゃん……君はなんて残酷なことを言うの。
学生というのは、文化祭や体育祭、兎に角『祭り』を楽しむことをモットーに生きているというのに……！！
「美馬ちゃんのおバカー！！ 突然非現実的なことを言わないで？！」
「おまえにバカと言われる筋合いはないな。そしてどの辺が”非現実的”なのか説明をしろ。人間の俺に、分かるように」
「しれっと私が人間じゃない発言辞めません？！」
もう私に対する暴言は容赦がない。
『何処からどう見ても人間でしょ？』と、両手を広げて主張して見たが、表情は一切変わることなく、可愛らしく、こてんと小首を傾げてくる。
どこで覚えたそのあざとい仕草。そんなことをする性格だったっけ？
「大体、今日もうちのクラスの担任も言っていた。文化祭があると言ってはしゃぐのは構わないが、中間テストが先だと。あまりにも成績が悪いようならお祭り騒ぎじゃなくなる、ともな」
『ほら見ろ』と自分のファイルから年間行事の用紙を取り出して私に突きつけた。私はそれを拝借し、五月の日程を確認すれば、そこには彼が言う通り『中間テスト』の五文字があった。五月だけに。
口に出せば冷ややかな目で蔑まれそうなので『ありがとう』笑みを浮かべて用紙を返せすと、
「……どうせまたろくな事考えてなかったんだろ。全部顔に出てるぞ、おまえ」
「中間テストは五文字でしょ、五月だけにって思っただけだよ。ろくな事じゃなくて親父ギャグ……」
バカ正直に答える理由はないが、答えない理由もないので反応を伺いながら答えれば、溜息混じりに彼が答える。
「親父が凍りつきそうなほど寒いギャグの間違いじゃないのか？」
……ふうん、美馬ちゃんも『おやじ』って言うんだ。なんか新鮮だな。『ギャグ』って聞くのも新鮮かもしれない。
しみじみと彼の言葉の新鮮さに浸っていれば『そのあほ面をなんとかしろ』と吐き捨てられた。
「うぅっ……美馬ちゃんに虐められている……」
「人聞きの悪いことをいうな。寧ろ毎日俺に嫌がらせをしているのはおまえの方だろ」
ーーそんなこと言うけどさあ
私が教室に行かなかっただけで、へそ曲げたの、そっちじゃんか。
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ゆゆ - 美馬ナインwww🤣 (9月16日 23時) (
レス) id: d177d043dc (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ゆゆさん» 美馬ちゃんには散々振り回されそうな予感しかしないのでちょっとした仕返しの回です😏✨ (6月15日 21時) (レス) id: 259fa0886e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 美馬ちゃんが振り回されてる感じがたまらん！！🤣💕 (6月6日 2時) (レス) id: 385c1e544a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - わあああ！！😭そんなふうに言ってもらえて私も嬉しいです！！😖💕更新も楽しみですが主様からの返信が1番楽しみです！！😆🫶🏻 (2023年4月30日 21時) (レス) id: c431f15d29 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ゆゆさん» 気持ちに自覚するまでかなりの時間を有する男だと思っています笑🤣‼️ こちらこそいつもコメントありがとうございます、ゆゆさんのコメントに救われています🙏🙌 (2023年4月29日 21時) (レス) id: 259fa0886e (このIDを非表示/違反報告)
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