探偵と怪盗と協力者と。【紺青の拳】

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突然私たちの前にやってきた褐色肌の糸目さん






「 え、えぇ。」




「 予備警察官のリシと申します。お会いできて光栄です。」




「 えっと、予備警察官 … ？」




「 はい！犯罪行動心理学の専門家として特別に捜査のお手伝いをさせてもらってます。

実は毛利さんが入国されたとの情報を聞いてお待ちしていたんです。 」




「 俺を待ってた …？」



「 はい。観光客の多くはここに来ますから。」




まあ確かに観光客はまずここ、マーライオンを見に来るだろう




「 いやでもどうして俺を … 」



「 実は毛利探偵の力をお借りしたい事件がおきまして、」



「 ダメダメ！俺は今休暇中なの！」





まあいつも事件の時眠ってるだけなんだけどね …





「 ああっと、ここは一緒に行った方がいいと思いますよ。安くてうまい店、紹介して貰えるかもしれないし。カジノでも … わかるでしょ 」




いきなり快斗がおじさんに耳打ちし始めたかと思いきや何やらコソコソと話している





「 まあ、そうかもしれんなあ。よろしい！特別にこの毛利小五郎が力を貸しましょう！」





さっきとは打って変わって態度の違うおじさん


快斗一体何言ったんだ …





「 光栄です！毛利探偵は父の母国日本のヒーローで僕も大ファンなんです！」




なんてリシさんに言われると嬉しそうにニヤけるおじさん




「 実はある実業家の元にこんなものが届きまして … 」





そう言い携帯の写真を見せてくれる





あれ、これって …









「 うわあ！キッド様 … ！」









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