ファンサ．きんめ鯛上田だう ページ3
上田side
今日は久しぶりに彼女とデート。
デートと言ってもショッピングモール行って近くの居酒屋でご飯食べて帰るだけのデートプラン。
待ち合わせ場所に少し早く着いたのでAを待つ。
ちょっと前から彼女が小走りでやってきた。
『ごめん、待った？』
上「全然！ほな行こっ」
テンプレートのような会話をして、目的地へと向かう。
すると
「あのー…きんめ鯛の上田だうさんですよね？」
女性のファンの方が話しかけてきてくださった。
脚が長くてスタイルもよく、端正な顔立ちの女性はまるでモデルのようだった。
上「はい！」
女「すご〜い！ファンなんですっ。良かったら一緒に写真撮ってください！」
上「もちろんです、ありがとうございます！」
ファンの方がスマホを取りだし構える。
『あ、私撮りますよ！』
女「ほんまですか、ありがとうございます〜」
Aは女性からスマホを受け取り、僕と女性にカメラを向ける。
『はいっチーズ』
写真を確認してから握手をすると、女性はその場を去った。
またショッピングモールに向かって歩き出す。
なんだか少しだけ気まずい雰囲気が流れる。
空気を変えようとAの好きなドラマの話を振ったけど、曖昧な返答。
確実に機嫌悪いやん…
アホな僕でもわかる。
上「…さっきのファンの人のことで怒ってるん？」
『ちゃうし…』
上「なんでか教えて、な？」
『…さっきのファンの人、すごい綺麗やった』
上「Aも思った？芸能人みたいやったよな笑」
『純樹はあーゆー女の人が好きなん…？』
恥ずかしそうに下を向きながら話すA。
上「好き？」
『すごい楽しそうやったから。それに比べて私はスタイルも良くないし美人やないし…』
上「何言うてるん。Aが1番可愛いし好きやで？」
なんやヤキモチ妬いてただけか。
上「でもAにそういう風に見えてたならごめん！じゃあ、お詫びに今日は一日中恋人繋ぎな」
Aの小さな手をとって指を滑らせる。
『アホ…』
そう言って手を強く握り返してくれるA。
女の子って勉強より何倍も難しいな。
同棲．ﾛﾝｸﾞｺｰﾄﾀﾞﾃﾞｨ堂前→←お家デート．20世紀木本
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ぱんだ(プロフ) - ruiさん» ありがとうございます！第2弾でも辻さん堂前さんのお話投稿予定ですのでお待ちください^^* (2020年10月12日 20時) (
レス) id: 7a63ae3c8f (このIDを非表示/違反報告)
rui - はじめまして！ロングコートダディの堂前さん、ニッポンの社長辻さん大好きなのでお二人の作品に出会えて嬉しかったです！第2弾計画中との事、楽しみにしています！ (2020年10月10日 18時) (レス) id: 1d217f3c32 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - イトさん» 今更だなんてとんでもないです^^ありがとうございます！ 第2弾計画中ですのでそちらも宜しければお願いします！ (2020年10月7日 0時) (レス) id: 7a63ae3c8f (このIDを非表示/違反報告)
イト(プロフ) - 今更かも知れませんが…！素晴らしい作品をありがとうございました！！！まだあまり知られていない芸人さんなので他の作品ではなかなか見られない人がお相手の作品が見られて本当に面白かったです…！ (2020年10月6日 1時) (レス) id: 19e569b848 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - pajanttさん» わわ、白目むくほど褒めていただけて嬉しいいただけて嬉しいです！笑 第2弾が出た際はよろしくお願いします^^ (2020年9月18日 7時) (レス) id: 7a63ae3c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2020年4月14日 1時
