世界の中で1番幸せな女の子

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時「凄い量の鬼ですね」





悲「下弦程度の力を持たされているようだな

これで私たちを消耗させるつもりなのだ…」




貴「…………お館様は……」







悲「一足先に逝かれた 堂々たる最期だった」





貴「………」




悲「あのお方が鬼に見つかるような失敗をするとは思えない」





時「……自ら囮に？」





悲「…そうだ 余命幾許もなかったために」




時「……」



貴「……ッ」









時「…お館様は僕が鬼に襲われて生死の境をさ迷っていた時ずっと励ましてくださった」






貴「ワタシも…同じでした。声音、律動全てが美しく、信じられる色でした。」








時「今際の際の隊士達には同じくそうしていた…父のように」




悲「ああ 知っている」





時「無惨は兄だけでなく僕たちの父まで奪った

あいつ…無惨…！！



嬲り殺しにしてやる地獄を見せてやる」








ﾊﾞｷｯ








時「！？」







ワタシは思わず強く踏み込んでしまった。







貴「鬼舞辻無惨……………許さない、許せない！！！




内蔵をほじくり出して、刻んで刻んで殺す！

殺してやる…………………！！！！！！！！！！！！」







悲「安心しろ…皆同じ思いだ」






ふぅ。








落ち着け。言葉使いが荒くなってる。









なんでだろう。









凄く









悪寒がする。









何が壊れる









そんな色。


















気にしちゃダメ！





ワタシは、









鬼殺隊 舞柱 倉舞A。









鬼殺隊で、2番目に強い。









ワタシなら、やり遂げられるから。

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