クソ川 ページ8
次の日。
「A〜!ひっさしぶり!」
急に声をかけられ、振り向くと。
『あ“ああああ!!!かおりちゃんんん!!!』
か「え?」
『あ、ごめん、ちょっと発作が』
か「(発作…?)」
ああ!可愛い可愛い可愛い!!!もう無理!なぜそんなにも可愛いの?ホントになんで!?
か「あえっと…青城さ、マネいないじゃん。だからドリンクとタオルだけでもいいから運んで欲しいんだけどできる?雪絵に頼んだら及川って奴に関わりたくないって断られちゃって…」
『え?及川に?』
か「チャラいじゃん?あの人」
『確かに』
か「だから…頼んでいい?」
『もっちろん!しっかりやるよ!』
か「ありがとう!なにかあったら手伝うから言ってね!」
『うん!』
私は早速ドリンクとタオルを持って青城の控え席に向かった。
『すみませーん、ドリンクとタオルでーす』
「ギャァァァァァ!!!Aが!Aがいるゥゥ!!!」
『るっさ!』
私に近づいてきたのは…
「会いたかったよA。ていうわけでそろそろこの及川サンに落ちない?イイコトたくさん教えてあげるよ」
クソ…じゃなくて及川。
私は手を握られた。
なんていうか…
『うわぁ…きしょ…』
及「え“」
その時。
「クソ川ァァァァァァ!!3秒で口説きにかかるなァァァァァァ!!」
及「ぶへっ」
ある人が投げたボールが及川の後頭部に当たった。
『岩泉じゃん!』
岩「ん…?おー!Aじゃねーか!久しぶりだな!」
岩泉は私にスパイクのコツを教えてくれた人。私が見てきたなかで一番頼り甲斐のあるエースだ。
『青城最近どう「ちょっと岩ちゃん痛いんだけど!」
『おい、私と岩泉の感動の再会を邪魔すんな』
及「ひぃっ」
岩「お前稲荷崎のマネやってんのか」
『うん!』
岩「いいじゃねーか、ハマり役だな。応援してるぜ」
『ありがとう!』
岩「あっドリンク作ってきてくれたのか、ありがとな」
『いやいやこのくらい全然!岩泉も頑張ってね!』
及「ちょおっと待ったァァ!!」
『なんですか及川サァン?私そろそろ行きたいんだけど』
及「とか言っちゃって〜いいんだよ、俺に惚れても」
『全力で遠慮しときます』
岩「そろそろ諦めろよクソ川。Aは絶対に落ちねー」
さすが岩泉、よく分かってラッシャル。
及「いやだね!!岩ちゃんったら覚えてないの!?Aが最初に俺たちに会った時!」
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パエリヤさん(プロフ) - 赤羽さん» ありがとうございます!!実は赤羽さんのコメント読んでモチベめっちゃ上がって番外編更新したんです!!笑よければご覧ください!!好きな作品だなんてもうめっちゃ嬉しいです!ホントにこちらこそモチベたくさんもらってありがとうございました♡ (4月4日 21時) (レス) id: a088706bb8 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽 - はぁーーー好きです。オチ誰かな誰かなってすっごいドキドキしながら読んでました!!めっちゃ好きな作品です!ありがとうございました! (4月3日 16時) (レス) @page48 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
パエリヤさん(プロフ) - おとうふちゃんさん» はい!!喜んで! (10月26日 22時) (レス) id: a088706bb8 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふちゃん - おひさしぶりです!ありがとうございます(≧∀≦)お父さん誘ったら断られちゃったんですけど、友達と行くことになりました。映画めっちゃ楽しみですね!!見たらまた語りましょ!! (6月22日 11時) (レス) id: a2642f1412 (このIDを非表示/違反報告)
パエリヤさん(プロフ) - おとうふちゃんさん» 映画は多分今年の夏ですよ! (6月10日 17時) (レス) id: a088706bb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パエリヤさん x他1人 | 作成日時:2023年4月4日 7時