みんな大好き北さんの妹 2【稲荷崎】

イツモドーリダヨシンニー ページ24

食堂に行くと、信介とバッチリ目が合った。
　
　

　
　
　
　
北「A顔赤ない？」


はっっや…もう気づかれたんだけど…


北「体調悪いんか？熱あるんか？」


さらに追い討ちをかけてくる信介。
　
　
　
はっ、こんなとこで終わるか！私には秘策があるわけ。


　
　
　
　
　
　
　
私は信介に抱きついた。
　

　
そして、なんとも言えない恥ずかしさを堪えながら信介を上目で見た。



『いつも通りだよ！信兄！』



侑「ブハッ」


治「ツム汚い」


侑「あ、あれ…」


治「ブハッ」


角「治汚い」


治「あ、あれ…」


角「ブハッ」


銀「角名きたな「もうええわ！一生続く！」


角「いやけど…え…？A熱でもあるの？」


侑「確かに…」


なんていう会話が聞こえるが、無視だ無視。


信介にさえバレなければオーケー。


『(っと気になる信介の反応は…)』



　

　


　
　
　
　
　
　


　

　
　
え…？
　


　
　
　

　
　
　
　
　
　

　
　
　
角「…北さんが…北さんが、」
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
治「泣いとる…」

　
　

　
　
　
　

　
　
　
　

　
　
　
北「ごめんな、可愛すぎて」
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
銀「(シスコンすぎやろ…ッ)」

　
　
　
　
　
　
　
　

よ、予想外に効果があったぞ…
　
　
　
　
　
　

　
　

　

　

　
『今日も頑張ろうね！信兄！』


信介はコクコクと首を振る。


よしよし、これでいい！




　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
いや、いいんだけどさぁ…
　


黒「ククッ」


夜「ゴホッゴホッ」


見てた黒尾と夜久はツボに入り、


赤「あれ…どうしたんすか」


木「甘えたい時期なんだろ！！」


赤葦と木兎には勘違いされる始末。



　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
このあと、熱があるのにも関わらず、見ていた音駒、梟谷メンバーに、「イツモドーリダヨシンニー」でイジられたのは言うまでもない。

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