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天童直伝ゲスブロック ページ3

 
木兎のサーブはAが拾ったが、すぐに相手チームに返ってしまった。


『ごめん!』


黒「木兎来るぞ!」


木「ヘイヘイヘーイ!今日の俺は絶好調だぜィィ!」


木兎は思いきりボールを床に打ちつけた。


黒「A!!ブロックさぼんな!」


『だって助走つけないとブロックにならんもん』


黒「あんだけ飛べんだからブロックもしっかりやれよ!」


『私体力ないから無理ィ!』


赤「サボったら勝てないよ」


『それは嫌だ…』


赤「じゃあちゃんとやろうね」


『…はい』


月「ププ…宥められてる…」


『笑うな烏野メガネコラァ!』


赤「ま、これでも先輩だから」


月「あと僕ちゃんと名前あるんで」


『君の名前なんて知らないんだよ!』


月「月島蛍」


『ふぅん…じゃあ月島、次のスパイク叩き落とすから覚悟しといてよね!』


月「いや無理デショ」


『いーや!私は有言実行を人生の目標として掲げている女!できるって言ったらできるんじゃァ!』


赤「ハイハイ…次向こうのサーブだよ、A用意して」


『わかった』


次のサーブは月島。


いつも通りにサーブを打ち、赤葦が拾う。


赤「黒尾さん!」


黒「任せろ!」


黒尾は力一杯にスパイクを打つが、木兎がそれを拾う。


木「ミヤアツム頼んだ!」


侑「はいよ」


侑はトスを上げた。


黒「くそ…木兎も突っ込んできてやがる…どっちだ」


月「(僕か…まあ無難に決める…か…)」


2人が同時に突っ込んできて、どちらにトスが上がるか分からない状況。

しかし、Aは迷わず月島のブロックを飛んだ。


侑は、ほんの少しだけ速さを好む。

そう考えると、レシーブによって出遅れた木兎にトスが上がる可能性は少ないとAは考えたのだ。


『(助走、ちゃんとブロックやって、有言実行)』


黒「(…!こいつゲスブロックに切り替えやがった)」


侑「ブロック一枚!決めてや!」


月「(クロス…!)」


『甘い甘い!!』


月島がクロスを打つと、Aはクロスのコースを塞ぎ、月島のスパイクを叩き落とした。


侑「くっ…!フォロー!」


木「はいよ!」

木兎はなんとかフォローして、相手コートにボールを返した。

黒「チャンスボール!」

二本目→←天井サーブ



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パエリヤさん(プロフ) - 赤羽さん» ありがとうございます!!実は赤羽さんのコメント読んでモチベめっちゃ上がって番外編更新したんです!!笑よければご覧ください!!好きな作品だなんてもうめっちゃ嬉しいです!ホントにこちらこそモチベたくさんもらってありがとうございました♡ (4月4日 21時) (レス) id: a088706bb8 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽 - はぁーーー好きです。オチ誰かな誰かなってすっごいドキドキしながら読んでました!!めっちゃ好きな作品です!ありがとうございました! (4月3日 16時) (レス) @page48 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
パエリヤさん(プロフ) - おとうふちゃんさん» はい!!喜んで! (10月26日 22時) (レス) id: a088706bb8 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふちゃん - おひさしぶりです!ありがとうございます(≧∀≦)お父さん誘ったら断られちゃったんですけど、友達と行くことになりました。映画めっちゃ楽しみですね!!見たらまた語りましょ!! (6月22日 11時) (レス) id: a2642f1412 (このIDを非表示/違反報告)
パエリヤさん(プロフ) - おとうふちゃんさん» 映画は多分今年の夏ですよ! (6月10日 17時) (レス) id: a088706bb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パエリヤさん x他1人 | 作成日時:2023年4月4日 7時

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