みんな大好き北さんの妹【稲荷崎】

ロマンチック ページ48

　
　


　
　
ーノーサイドー 数時間後。
　
　
　
　
　
　
　
　

向かい合う男女が2人。(プラス傍観者が多数)



しかし、それはロマンチックのロの字もなかった。



ジリジリと追い詰める男と追い詰められる女。2人は見つめ合っていると言うより睨み合っているという感じだった。


『ちょっとちょっと木兎サン？私にこんなことして信介が黙っているとでも…？』


木「ふっふっふっ」


赤「木兎さん、早くしないと稲荷崎メンバー来ますよ」


『余計なこと言うなノンデリカシー！！』


赤「…？ノンデリカシー？」


木「隙あり！！」


木兎はAの腕をガシッと掴んだ。


木「あかーし！足頼んだ！」


赤「わかりました」


木兎はAの手、赤葦は足を持って、Aはどこかへ運ばれようとしていた。


『ギャァァ！！！わかりましたじゃねーよコラ降ろせェェェ！！』


赤「木兎さんがどうしてもって言うから」


『その頼みを聞くなァァァ！！断れバカヤローーー』


木「ふっふっふっ」


『ちょ、木兎もうちょいちゃんと持って！？頭に血ぃ昇るんだってば！！』


木「あっごめんごめん」


『そこの傍観者ズも少しは助けろォォォ！女子がこんな扱い受けてんだよ！？ちょっとは心配しろ！！』


「…フッ」


『笑うな烏野メガネェェェ！！澤村に言いつけんぞ！！』


赤「やばいです木兎さん。宮侑がこっちに気づきました」


木「じゃあ回り道すんぞー」


『こっちの事情も考えろボケェェェ！カーブが一番辛いんじゃァァァ！ギャァァ！！！』





　
　
　
　
　
　

　
　
　

作者ァ→←オトナッポクナッタナ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す