藍沢との子供

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貴方side

今日は、検診の日。

今日は、耕作と一緒に赤ちゃんを見に行く。

病院

看護師「藍沢さーん。藍沢Aさーん。」

ガチャ

医師「こんにちわー。元気ですか？」
「はい。悪阻はそこそこあるんですけど。
もうじき悪阻も終わるかなーってところです。」
医師「そうですか。では、赤ちゃんを見ましょう。」
「耕作は見るの初めてだもんね。楽しみでしょ？」
耕作「ああ。」

エコーを見て医師は顔を真っ青にした。

「なんかあったんですか？」

医師「藍沢さん。落ち着いて聞いてくださいね。
お腹の中の赤ちゃんは、心臓が動いてません。」
「…え？」
医師「残念です…」
「嘘でしょ！？」
私は暴れた。

耕作「落ち着いて。まだチャンスはあるだろ？」
「落ち着けるわけないじゃん！？耕作は、まだお腹の赤ちゃんみたことないんだよ！？私が殺したの！？ハァハァハァ。」
耕作「今日は失礼します。」
医師「はい。」


家
「はぁー。」

死産か。
ほんと自分が嫌になる。
産婦人科専門なのに、分かんなかった。
私が殺したんだよ。
お腹の中の赤ちゃんを。

私が、殺したと病院で言ってから耕作とは一回も話してない。まず話したくない。

ひとりでいたい。



寝室へ向かった。

ベットに寝転がって、鵜鳴き声が聞こえないように しながら、耕作に聞こえないように…
私は、何回も泣いた。









いつか私は寝ていた。

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