10 ページ10
TH side.
彼女は話してくれた。
おそらく俺を信用たから話したわけじゃなくて
賭けだったんだと思う。
顔がすごく迫ってて苦しそうだった。
彼女は父親との関係。噂の嘘の部分。
いろいろ話してくれた。
聞いているうちに彼女の声がだんだん鼻声に
なるのがわかった。
それでも話を続けようとする彼女に
「もういいから」
と声をかけた。
「話してくれてありがとう」
って言った時彼女の顔から少し柔らかくなった。
帰り彼女を家に送る時に聞いてきたんだ。
「それでも私と関わるの？って私汚れてるよ」
って。
俺は返事のつもりで彼女の手を取り強く握った。
彼女は一瞬困った顔をしたけど、意味が分かっ
たのか「ありがと」と本当に小さく呟いた。
彼女の家は想像より大きい一軒家だった。
家の前に着いた時彼女は顔を強張らせた。
ほんの一瞬だけ。何かあったのか聞いてもなんでも
ないって。深く追求したらいけないのかなって
思って連絡先交換しようと提案した。
彼女も「うん」と小さく言って携帯を出して
交換した。
「なんかあったら連絡してこいよ」
A「はい。ありがとうございます。
おやすみなさい」
家に入っていったのを確認して家の前から
一人暮らしの自宅へ向かう。
にしても、なんで一瞬顔を強張らせたんだろ。。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴょぴょ(プロフ) - モンティーさん» 小説書いててそんなことを言われたのは初めてです(ノ_＜)本当にありがとうございます！ (2018年8月3日 10時) (
レス) id: 58516cf1d7 (このIDを非表示/違反報告)
モンティー(プロフ) - 更新楽しみにしてます(*^ω^*) (2018年8月3日 9時) (レス) id: 4b0ea70891 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴょぴょ | 作成日時：2018年8月3日 0時
