. Honey berry . (ページ7)

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貴方side.@トイレ

((うわ、ボッサボサじゃん。))

三つ編みももうゆるゆるで編み直すのも面倒だから

ほどいてクシで髪をといた。3時間弱しか

くくってないから割とそんなにかたはついてなくて

意外と真っ直ぐになった。

この髪型の時はメガネは似合わないから外してる。

正直自分で思うのも変だけど髪型とメガネで印象が

割と変わるような気がする。気がするだけだけど。

((あっテヒョンさん待たせてるんだ。急ご))

__________
TH side.

時間は遡り数日前、俺は部活をサボる時はいつも

屋上に行く。だから今日もいつも通り屋上に

行った。

でも今日はいつも閉まってる屋上へ続くドアが

半開きになっていた。

こんな時間に屋上に来るのは同じ部活の

ジミンかジョングクくらいだ。

でも2人とも今日は欠席だし、、

胸騒ぎがした。よくないことが起こる気がする。

俺は屋上へ続くドアを開けてあたりを見回した。

「あっ、、」

女の子が柵を乗り越えたところで座ってた。

あの三つ編みにあの後姿。

真淵さんだ。

ゆっくり近づいていくと突然真淵さんは

スクッと立ち上がって、深い深呼吸をした。

やばい

((早く、止めなきゃ。))

必死で俺は真淵さんを止めた。

突然意識を失ったから焦って保健室に連れて行って

大事には至らなかったみたいでよかった。

次の日俺が保健室に行くと昨日の彼女が居た。

保健室からの帰り、俺は初めてちゃんと彼女と

話した。

彼女は俺の周りの女と違って心が綺麗で純粋で…

俺は彼女に興味を持つようになった。

その気持ちがもうすぐ好きになるなんてこの時の

俺は思ってもみなかった。

授業中。寝たふりをして薄目で彼女を見てた。

三つ編みとメガネを変えたらその辺の女子より

何百倍も可愛いんだろうなって勝手に

妄想してた笑

うっすら目を開けて彼女を見てたら彼女前の

男子が彼女の机に小さく折りたたんだ紙を置いた。

なんとなく良くない気がして俺はとっさに

開こうとしてるAの腕を掴んだ。

案の定メモを奪って見てみると

"俺ともヤろうよ"

って書いてあった。こんなん見せれるかよって

思ってペンで真っ黒に塗って彼女にメモを返した。