. Honey berry . (ページ24)

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貴方side.

ガラガラ___

「実咲ちゃん!!」

実「ﾊｱﾊｱ..Aちゃん！行こっ、行くよ！」

「えっ、どこに」

実「変わるよ」

TH「行ってこい」

意味がわからない私を実咲ちゃんが手を引いて

走ってついたのは校長室。

もうここまで話が行ったんだ。

実咲ちゃんってほんとうに凄いんだ、

コンコン___「失礼します。」

校「真淵。こちら教育委員会の方。」

ペコッ

委「早速ですが、我々は真淵さんを親元から離そうと考えて「よろしくお願いします」」

「「「…」」」

「そうしてください。お願いします」

委「本当にいいんですか？」

「はい。」

委「今日からもう一生会えなくても？」

「はい。」

委「わかりました。今日から処置を取りはじめ

ます。少しの間家には帰らないでいただけま

すか？」

「私はどこに居れば良いですか？」

実「私！私の家に！」

委「校長先生、これは良いですか？」

校「まぁ、山田先生なら。許可します。」

委「家に帰っていい時はまたこちらから連絡

します」

「よろしくお願いします」

委「我々は帰ります。辛い思いをなさってたのに

今までなにもできず本当に申し訳ありません

でした。真淵さん。では」

ガチャ___

実「今日から少しの間家族だよ！Aちゃん！

「実咲ちゃん、校長先生ありがとうございます！」

変わった。本当に変わった。

実咲ちゃん。

校長先生。

委員会のひと。

それに

テヒョンさん

一度は信用できないと思った人間という生き物の

お陰で、

変わらなくていいと思ってた未来が、将来が。

光の見えない未来が、将来が。

少しずつ変わっていく。