. Honey berry . (ページ3)

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貴方side.

「ねぇ！萌奈！」

萌「あっ！A！おひさ！なに、？」

「あんね、あんね、…絵「あっ！いいところに！」

「…。」

絵「ちょっと一緒に来てよ！ほら、萌奈も！」

「あっ、ちょ、、萌奈、腕離して」

萌「無理。」

え、、？萌奈？？

前と同じ旧校舎に連れてこられた。

ザバｯｯ

なにこれ、ゴミ？？

絵「あはは！！やば、まじで汚～」
萌「だよね、ゴミじゃん爆笑」
絵「ってかいっつも思ってたけどあんたの髪
なに？まじうけなんだけど爆笑」
萌「三つ編みにメガネって昭和かよ」

確かに、昭和だよね、これ。。

ってか萌奈？なんで？？

なんでこいつとこんな事してるの？？

絵「じゃーね！ゴミ子ちゃん！先生とかに言ったら

私なにするかわかんないよ～」

萌「A、片付けといてね」

誰か来たら困るからと思ってさっさと片付けをして

鞄を持って旧校舎の出口に向かった。

悔しくて涙が出た。

最初こそ怒りの気持ちがあったけど私、

親友だと思ってた友達に裏切られたんだ。

明日からぼっちだ、、私。。

友達のいない、家族という家族はいない。

誰も信用できない。

終わりだ。、私。

死んでも誰も悲しまないよね。

そんなことをぼーっと考えていたら自分の足は

出口とは反対の屋上に向かっていて涙で

顔がボロボロになった頃屋上に着いた。

死のう。

そう思って柵を乗り越えた。

((意外と高さあったんだな～))

怖い、なんて思わなかった。

私はしばらく落ちるか落ちないかのところで

座って幸せだった時の事を思い出した。

でももうあんな幸せな時間も終わり。

なにもかも失ったんだ。

そう思うとまたポロポロと涙が出てくる。

よし、決心して私は立ち上がって

大きく深呼吸をした。

「今までみんなありがとう」

小さく呟いて落ちようとした、

あれ、前に行けない。落ちれない。

？「なにしてんの、ダメだよそんな事したら」

「止めないでよ、お願い」

「死なせてよ！！！！！！」

一瞬ふらっとして、私は意識を手放した。