あんだーてーる小学校！ (ページ6)

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巻き込まれし僕ページ6

ゆうていside

ん…あれ

ドラクエでボスと戦ってたはずなのに
何故か学校にいるんだけど！？

しかも昼じゃん！
さっき確か夜中の一時こえてたよね…

意味分からん

あ、目の前にアルフィーだっけ？居るんだけど
後ろに姉ちゃんと…サンズも！

『おはようゆうてい！
　単刀直入に言うね、巻き込んだ、ごめん。』
「え？」

さすがに僕でも分かるよ、姉ちゃん主語は？

『アルフィーさんサンズさん、
　これ私の弟です、ゆうてい！挨拶は？』
「こんにちは僕ゆうていって言います！
　何かよく分からないけど…
　宜しくお願いします。」

本当に分からないんだけども

「よっよろしくね！」
「なあ、お前さん、
　Aの弟って事は
　プレイヤーの世界から来たのか？」

ひえっ、ちょっと怖い

「は、はい、ほぼ姉ちゃんのを見たりした
　だけなんですけど一応…」
『あの～、あんまりこの廊下のど真ん中で
　話していい話題じゃ無いと思うんですが…』

待って待って、今気付いた
姉ちゃん二人に向かって敬語使ってる！
まあ、現に僕もだけどね

いっっっっつも姉ちゃん、
【あ～っ！最っ高なんだけど！
　サンズホントにヤバイわ！イケメ…イケ骨！】
とか言ってんのに

やっぱり本人を前にすると違うのかな

「だいたいの事は今ので分かったから、
　ゆうていも入ったらどうだ？」
『話割り込むようで申し訳ないんですが、
　こっちの私に弟っていたんですか？』
「え、えと…確か…
　そんな話は聞いたことあるような…」

分かったぞ…

僕は姉ちゃんが最近よく言ってた
＜トリップ＞って奴に巻き込まれたんだ！

『隠してたんでしょうか…』

「ねえ、その前に一個聞いていい？姉ちゃん。」

『ん？』

「僕入るって何に入るの？」

サンズがさらっと言ってたよね

『あー、ここさ小学校なのは分かるよね？
　それでトリップ出来て入学がどうちゃら…』

「結局ここで話してる事には
　あえて突っ込まないけど、その入学はしたいな」

「な、なら、
　アズゴア校長に伝えに行ってくるね」

アルフィー走るの苦手そうだなぁ

「A、おいらさっきみたいに
　お前さんの弟の能力見てくるから待っててくれ」
『はい！』
「じや、
　そういうことだからついてきてくれるか？」
どう言うことかわからないことばかりだけど…
「分かりました」

シュン

僕はどこかへ連れていかれた…