あんだーてーる小学校！

THEいじめっ子 ページ34

Aside

うぐっ鯖の骨が刺さってっ

どうも、鯖の味噌煮の骨が喉に引っ掛かって一人で悶えてるAだよ！

気を付けてたのにな…

ふー、何とか食べ終わった

5時間目は算数か
確か円柱の体積を求めるんだっけ？

円の面積の求め方習ってんのかな

そして進むペースが早いね

「手を合わせてください…ごちそうさまでした」

あ、理科で同じ席だったキクアだ

「『ごちそうさまでした』」

意地悪そうじゃないし、今度話して見ようかな

さーて掃除すっか

カッt((

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ〜ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ♪

昼休み〜

何しようか

皆外に遊びに行ったな

休み時間の度にやること無い私って…
いやいや、別に良いじゃないか

よし、こんなときは必殺技を使うんだ
必殺！寝たふりっ

机に突っ伏して顔を隠してるよ！

THE陰キャ…だが私は悪くないっ

数分後

「こんな事していいと思ってるの…？」
「学校始まってから
　ずっと黙ってた奴が何言ってんの？」

不穏な会話が聞こえる
この声は…キクアと五味汚？

「私知ってるけど…
　あんたがキッド君の陰口を叩いてる事」

え？そんなことあったの！？

「変な体してる方が悪いだろ、
　あいつ腕無いなんてキモいし」

は？意味わかんなくなってきた

「キモいのはそっちじゃん
　こんな簡単な事の考えもつかないんだから…」
「あ”？誰に口聞いてんだ、
　ここには今
　お前と俺と寝てる奴しか居ないんだから
　どうなってもしらないぞ」

馬鹿なのかなぁ五味汚

その寝てる奴に痛い目に合わされたことわかってないの？

もう無理

ばさっと起き上がって声のした方へ行く

『ぜーんぶ聞いてたよ
　次は永久の眠りにつきたいのかな？』
「ッ…覚えてろ！」

捨て台詞吐いてどっか行った！私の勝ちだ

今の私中々に格好よかったよね

「あ…理科の……ありがとう」

『お礼言われる事じゃ無いよ
　キクアさんが言ってくれるまで
　私知らなかったもん』

学校開始２日でこんな事起きるとかヤバいよ

『もしまたそう言うことあったら教えて？
　私が言いに行くから』

「分かった…！」

あー、ムカつく



〜・〜・〜・〜・〜
紹介してから19話でようやく絡みました！

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