あんだーてーる小学校！

ほー、バトルトーナメントか ページ27

Aside

『おはようございます！』

「おはよう子猫ちゃん♪」

校門に立ってるメタトンに走りながら挨拶して教室に向かってるよ

基本８時15分登校だからあと25分もあるから間に合ってる筈！

ガラガラッ！

『おはようございま…ってえええええ！？』

骨折って損した気分だよ！

教室は静まりかえっていてトリエル以外誰も居ない

早く来すぎたかな

「流石我が子！一番乗りね」

んーと敬語は…使わない方が良いか

『ありがとうママ、
　ねえ昨日の帰りの会の話
　聞き逃しちゃったんだけど今日何があるの？』

さらっと聞いていくスタイルで話そうね

「朝から3時間目まで運動能力測定があるのよ
　入学するときに
　能力測定をしたと思うのだけれど
　それとは別に
　脚力、魔力、体力…そう言う能力を調べるの」

『どうして？』

「この学校には行事が沢山用意してあって
　その内の一つに
　【バトルトーナメント】と言う物があるの、
　危ないことはさせたく無いのだけれど…
　あいつが言い出したのよ、最低ね」

あいつ…アズゴアかな

校長って話だしね

『質問攻めになってごめんなさい
　トーナメントって事はトーナメント制なの？』

何当たり前の事言ってんだ私

「謝る事は無いのよ
　ええ、トーナメント制で
　１、２年、３、４年、５、６年に分かれて
　勝負をして競うの
　最初に戦う人を平等にするために
　運動能力測定があるのよ」

平等な強さの人と戦えるって事か

「運動場の準備があるから
　皆に手伝って欲しかったのだけれど…」

６年なんてそんな物だよ…偏見かもしれないけどね

「あ！Aが一番乗りなのか？
　オレももっと早くこれば良かった…」

「おはようございます」
「おはー」

ぞろぞろ入ってくる…波があるのか

『おはようキッド、2番乗りだから大丈夫だよ』

「Aおはよう！今日は頑張ろうぜ！」

『うん！』

今日も濃い１日が始まりそうな予感がする




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人間はモンスターとは違う魔法とか技が使えます！

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