あんだーてーる小学校！

夢の中での出来事 ページ25

Aside

眠くて一瞬目を閉じてるうちにもう改造ガレージの中にいる

ああ、骨だけど何かあったかい気がする…！

「いい夢を…A」

サンズは私を優しくベッドに寝かせ近道で戻っていった

近道って便利だね

さっきの光景の余韻に浸っているうちに意識を手離した…



「よぉA、今どんな気分だ？」

んん…？
あれは…誰だっけ？

何かのAUサンズだとは思うんだけど…

『さっきまでサンズに抱っこされてたから
　凄く幸せです…』

「全部が幸せか？俺には分かる、
　お前は心の何処かに不安を感じている」

そんなこと…無い

「いいや、そんなことあるはずだぜ？
　お前のネガティブを感じ
　俺がここに居るんだからな」

……分かんないよ

「ま、今はまだ何もしないさ
　精々足掻いて見せるんだなA」



『うう…』

嫌な気持ちになり目が覚める
何か夢を見たような気がするんだけど…

覚えていない

部屋に置いてある目覚まし時計を見るともう6:00で
カーテンの隙間からは少しだけ光がみえる

私って普段、遅寝早起きの超、体に悪い生活してるからね

やめるつもりは無いけど

仕切りの間からゆうていを見てみよう
おー、すやすや眠ってる

元の世界では毎朝７時に起こしてたな
後で起こしに来てあげよ

『んんーーっ』

大きく伸びをするとさっきの不快感も消えた気がした

さー！朝ごはんでも作るか！

サンズ達は起こさないようにね

ガチャ…

住んで良いって決まった時に渡されていたスペアキーで扉を開けると真っ暗な室内

寂しく感じるね

何があるか確認してそれに合わせて作ればいっか

えーと、卵にハムにレタスにトマトか

ハムエッグとサラダ作ろ

冷蔵庫にあるものは基本使っていいって言われてるけど何故か罪悪感が…

熱したフライパンに卵を４つ落とす

ハムエッグ…と言うか目玉焼きは私の得意な料理！
黄身をトロトロにするのもパサパサにするのも私のさじ加減一つだもん

パサパサは嫌いだけどね

あの二人はどっちがいいんだろう
トロトロの方が後から調節効くから全部トロトロにしよ

白身に火が通ったら少しだけ水を入れて蓋を閉める


カット！


かんせーい♪
いい感じに出来たね〜

『サラダを何に盛る？皿だ！…なんちゃって』

いやこれ私が言うもんじゃねーわ

寒すぎる

「Aも兄ちゃんみたいな事言うのっ！？」
「中々のセンスだなA」

『二人ともおはよう、朝ごはん作ったんだけど…』

あ、もう７時じゃん

皆は目玉焼き何派？→←もう夜よ

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