あんだーてーる小学校！

ふゆーかん ページ20

Aside

腕を組み考え込む私を見て、教えてやろうと思ったのか口を開くサンズ

「答えはゆうていだぜ？さ、迎えに行くかな」

うっわ本当だ、思い出せなかった！

あ、でも
『ゆうていも来て大丈夫なんですか？』
「何とかするさ」

『そうですか…あと迎えには私が行きます！
　ちょっとやってみたい事があるので』

トベルーラも出来たんだからきっと！

家を出て目を瞑る
『心配しないで下さいね！』

急にどっか飛んでいったらびっくりするかも知れないから一応言っておく

『ルーラ！』

さっきより強い浮遊感と風を感じる

暫くして目を開けると学校の校門に立っていた
成功した、私って才能あるのかもっ

あ、校庭であたふたしてるゆうていがー！

「！姉ちゃん！どこいってたのー？」

こっちに気づいたね
『ごめんごめん、忘れてた☆』
「もーっ、まあ許すよ、戻ってきてくれたし」

我が弟、優しい

「ねえ、僕達ってどこに下校すれば良いの？」

『それねー、
　私も思ったんだけど
　サンズ先生から凄いことを言われて…』

学校だからね、先生ってつけた方が良いでしょ

「何言われたの？」

それ聞かれるように会話を仕向けたんだよ

『私、サンズ先生達の家から登校したんだってさ
　トリップする前のこっちの私がね
　それで、ゆうていも来て良いって』
「まじか」
『そこまで驚かないんだね』
「姉ちゃんは驚いたの？」
『それはそれは、もう、物凄く』

ま、そういう事だから連れて帰ろ

『そう言えば私歩いて戻ってきたんじゃ無いんだ』

「じゃあどうやって？」

『ゆうていが駆使してた呪文、さ、手握って』

よし握ったね

『ルーラ！』
「使えんの！？」

そこそこな風の後、気がついたらサンズ家の前だよ

「凄い！
　これで移動する日が来るとは思わなかった！」
「急に飛んでって流石に驚いたぜ」
『急に飛んでってすみませんでした！』

申し訳無いっすサンズさん

「そうそう、パピルス帰ってパスタ作ってるぜ」

味どうなんだろう…不安と興味がいり混じるよ…

ガチャ

グレートなパピルス様が居る！
先に言われてたけども！

「あ、A！
　食器洗ってくれたんだってな、感謝するぞ！
　だからお礼にパスタを作っているのだ！」

こっちこそ感謝するよリアルスター

『ありがとうございます！』
「ニャ？何故敬語なんだ？」

あ、秘密だったんだなトリップの事

「タメ口で頼むぜ」
サンズ…ひそひそと耳打ちされましても…


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文字数…

真っ暗な空間の中で→←私は合格！

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