あんだーてーる小学校！

な、なぁにぃ！？ ページ18

Aside

楽しい給食タイムが終わり、掃除かと思いきや…
「今日は登校初日なので5時間目はないです
　なので帰りの会を始めます」

だいたいそうだもんね！予想はしてたよ！
…ねえ待って、どこに帰れば良いの私？

トリップしたんだから元の世界になんて帰りたくないし…本当にどうしたら良いんだああああああ

そう考えてる間にも明日の予定のお知らせは着々と進んでいた

「と言う事なので皆さん、
　明日は少し早く来るようにしてくださいね？」
聞いてなかった！あーあ…

「では帰りましょう！」
「さようなら！」
「さよなら〜」
皆が思い思いの挨拶をして教室を出ていくのと一緒に私も出たけど…

プルルルルルプルルルルルッ

服のポケットから振動を感じるなぁ
あ、スマホがなってる…パヒルス&サンズって画面に出てるね

『はい、もしもし？』
「よう、オイラだぜ、A、お前さんはきっと
　どこに帰れば良いんだ…とか思ってるだろ？」

誰か分かるけどもオイラオイラ詐欺に聞こえる…
てか何故分かる

『ビ、ビンゴです』
「元のお前さんが
　どこから登校したか知ってるか？
　オイラ達の家だ、良かったな」
『え？』

この発言に驚かない人はいるのでしょうか
「え？じゃないぜ、これが現実だ、おめでとう」
『ちょちょちょちょ！まずどうやって！』
「オイラがソファで寝て
　Aがオイラの部屋で寝てたな」

な、なぁにぃ！？

『そっ、そんな事を私が…
　申し訳ございませんでした！！』
「いや、オイラから言った事だし大丈夫だぜ」

ヤバいヤバい廊下でこんなにやつきながら喋ってたら変人だと思われる！トイレに逃げよっ

ガチャリ

ふー落ち着いて話が出来る

『えぇーーっと、とにかく！
　サンズさんのお部屋を使うわけには行きません
　住ませては貰いますが…
　私がソファで！いや床でも良いです！』

これは嘘ではない、サンズの家に泊まれる事自体ありがたい事なんだから

「オイラ骨だから、寝心地とか関係無いんだが…」

『ホントに大丈夫です、逆にお願いします！』

「お前さんがそこまで言うなら…分かった」

うおっしゃあ！
サンズをソファで寝させるとか馬鹿だったのか私！

でもソファを新しく勝ち取ったのは私だ！
『ありがとうございます！
　って…どうやって帰れば…』

道分かんないじゃん！

「あー…そうだな、まだ学校に居るか？
　居たら理科室に来てくれ」

OK！今すぐ行くよ！
『分かりました！』








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私は合格！→←給食Time！

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