dayflower.6 ページ6
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やっと退院出来て、今日から望も一緒に登校。
望「松葉杖めんどくさい！別になくても…」
「あ"？」
望「…良い事ないよな〜。今日も頑張ろう！」
「はぁ…」
松葉杖なしになるまでは、望の荷物を私が持って行く事に。
藤井に頼もうかとか考えたけど、そこまで迷惑はかけられないし。
望「あ、流星！おはよー！」
流「おはよ」
学校が見えてきた所で、藤井とばったり。
流「部活はまだ？」
望「まだ。通院もせなあかんらしいし」
流「うわ、どんまい(笑)」
2人の会話を流しつつも聞いてたら、不意に右肩から重みがなくなった。
「え…？」
流「持つわ。重いやろ」
うわぁ。
今1ミリでもイケメンと思った自分が憎い。
「…ありがと」
.
望「照史ー！」
照「せめて"くん"付けて、望」
めんどくさいとか言ってた松葉杖を器用に使い、リハビリ医の照史くんの元へ行った望。
ウザいほどのハイテンションで、絡みに絡みまくっていた。
「そろそろ離れ。てか、早くリハビリしぃや」
望「えー、嫌やぁ」
「駄々こねんな、可愛くない」
望「そんなん言わんとってや」
その時、腕を取られて回転する望の体。
照「…はよ準備しよっか。望くん」
元小児科医とは思えないほどの眼光に、望も私も背筋が伸びる。
望「…はい」
照「よろしい」
まだ不貞腐れてる望を奥に押しやりながら、私の方を見た照史くん。
照「1時間したら終わるから、外出たかったら出てて良いで」
「分かった。よろしく」
お言葉に甘え、院内をぶらぶら。
庭を覗いてみたけど、今日は�陲舛磴鵑�らんみたい。
まぁ、毎日会えるわけないしな。
？「…汐里ちゃん？」
「え？」
人通りの少ない所まで来て、誰かに呼ばれたから振り返った。
白衣の男の人が、カルテ片手に立っていた。
？「君が汐里ちゃんやんな？」
「はい、そうですけど…」
？「良かった。ちょっと来て」
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mhygkj1101(プロフ) - はまちゃ。さん» コメントありがとうございます。この作品で泣いていただけることが、自分の中でのゴールなので嬉しいです！ (2018年5月14日 23時) (
レス) id: d0b6e37a2e (このIDを非表示/違反報告)
はまちゃ。(プロフ) - ステキなお話をありがとうございました。 (2018年5月14日 23時) (レス) id: ec8b28c16d (このIDを非表示/違反報告)
はまちゃ。(プロフ) - 涙が止まらず…、ボロ泣きの状態で読みました。作者さんの表現がとても美しく、心を奪われました。 (2018年5月14日 23時) (レス) id: ec8b28c16d (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - はいっ！心が綺麗な涙で満たされたくなったら来ます。 (2018年5月10日 0時) (レス) id: 42ea6c0922 (このIDを非表示/違反報告)
mhygkj1101(プロフ) - 一波さん» 何度も来てください！もっと切なくなって下さい！そんな風に言って貰えると嬉しいです…！ (2018年5月7日 8時) (レス) id: d0b6e37a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：DAJTRTN-#
| 作成日時：2017年8月17日 22時
