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* 叶side
棗に軽率な言葉は掛けられない
そう思った僕は、
叶「…今の自分があるっていうのは
そういう事だったんだね、棗」
と、声を掛けた
葛葉も、
葛葉「そういう事だったんだな」
と言っていた
棗の話を聴いてから、
前、ゲームをしていた時の違和感が解決した
僕は棗の右隣りに座っていた
その時に、偶に棗が僕の事が
見えていないんじゃないかと思う事があった
例えば、僕が普通に横から
棗に触った時に、棗はとても驚いていた時が
あったし、他にも、パソコンの
右側が見えていない時もあった
叶 「じゃぁ、もう良いんじゃない?
目の視力直しても
…ゲームとかやり難いでしょ」
僕がこう言うと、
葛葉も同意してきたし、
棗も『そうだねェ』と言っていたから、
ちゃんと病院に行ってくれるだろう
でも、棗が今まで生きていたのは
大分奇跡だろう
僕が配信を始めるまでの
7年間、棗が生きていた事が、だ
これからは、もう大丈夫だろう
何故なら、
僕や、葛葉が付いているし、
棗自身がトラウマを
克服したと言っても良いからだ
叶 「これからも宜しくね」
*
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アニヲタの2434好き - (夏`ω´)ノ茄さん» ご丁寧に有難う御座います (2021年9月23日 11時) (レス) id: cfb75b9330 (このIDを非表示/違反報告)
(夏`ω´)ノ茄(プロフ) - 説明文にある非公開設定の件ですが、話毎であれば話名横の非公開にレ点を。作品自体でしたら下の方にある「公開状態」を作者様の希望するもの(パスワード設定または友達のみ、になるのでしょうか)にしていただければ非公開になると思います。 (2021年9月23日 8時) (レス) id: 7a5da76c4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アニヲタの2434好き | 作成日時:2021年9月5日 10時