#29 ページ31
* 貴方side
叶君と葛葉君に
「今までみたいに接してくれ」
なんて、
ー傲慢と言っても良いのかもしれないね
あんな事を聞けば、誰だって
俺から離れて行くものだろう
「人殺し」
と、罵りながら
そんな俺の思考を断ち切ったのは、
叶君の言葉だった
叶 「…棗は、人殺しじゃ、無いでしょ
ぼーっとしてたのが駄目だったのかもしれないけれど、
棗の両親が棗を庇った
それで棗は助けられた
それじゃ駄目な訳？」
貴方『…そうかもね
それでも良いんだよ
だけどね、
俺が生きていく中で
何か、自分に罪を科さなければいけない
そういう固定観念を生むことで
自分を否定しようとした
自分は生きていたらいけない
ーならば、
生きている事が罪なのではないか
そう思った、思わないとやっていけなかった
…それだけなんだよ』
葛葉「…じゃぁ、
もう良いんじゃないか？
棗は１０年も”生きた”んだろ？」
貴方『…良いの、かな』
「「良いんだよ」」
*
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アニヲタの2434好き - (夏｀ω´)ﾉ茄さん» ご丁寧に有難う御座います (2021年9月23日 11時) (
レス) id: cfb75b9330 (このIDを非表示/違反報告)
(夏｀ω´)ﾉ茄(プロフ) - 説明文にある非公開設定の件ですが、話毎であれば話名横の非公開にレ点を。作品自体でしたら下の方にある「公開状態」を作者様の希望するもの（パスワード設定または友達のみ、になるのでしょうか）にしていただければ非公開になると思います。 (2021年9月23日 8時) (レス) id: 7a5da76c4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アニヲタの2434好き | 作成日時：2021年9月5日 10時
