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#26 鬼ノ醜草:1 ページ28

*





  Once upon a midnight dreary, while I pondered, weak and weary,

  Over many a quaint and curious volume of forgotten lore,

  While I nodded, nearly napping, suddenly there came a tapping,

  As of some one gently rapping, rapping at my chamber door.

  "'Tis some visitor," I muttered, "tapping at my chamber door —

  Only this, and nothing more."






  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ー今から10年前


  俺は、両親を亡くした

  …亡くした、だと語弊があるかもしれない


  俺が両親を殺したようなものだから





  …俺の両親は至極全うな人達だった

  借金もローン以外なければ、交友関係もしっかりしていて、

  共働きの、仲の良い夫婦だった


  小学生の頃、「ニンテンドーDS」やらが

  流行り始めた時は、親に頼み込んで、苦笑しながら買って貰える

  ぐらいの、少し裕福な家、何処にでもあるような家だった


  朝ご飯、晩ご飯は全員揃って食べていたし、

  反抗期も来なかったと言っても過言では無い


  中学、高校と偏差値70ちょいの

  良い高校に入れた為、両親も凄く喜んでくれたし、

  俺自身、とても嬉しかった


  親の口癖は


「Before we can count we are taught to be grateful for what others do. As we are broken open by our experience, we begin to be grateful for what is, and if we live long enough and deep enough and authentically enough, gratitude becomes a way of life.


  私たちが数字を数えられるようになるよりも前に、

  他の人がしてくれたことに感謝するように教えられている。

  私たちが経験によってこじ開けられるにつれて、私たちは何であるかに感謝し始め、

  十分に長く、深く、確実に生きれば、感謝は生き方になる。」



  少し長いが、よく言われ続けて来た言葉だった


  …そう、良い両親だったんだ


  否、今も良い両親だ


 









*

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アニヲタの2434好き - (夏`ω´)ノ茄さん» ご丁寧に有難う御座います (2021年9月23日 11時) (レス) id: cfb75b9330 (このIDを非表示/違反報告)
(夏`ω´)ノ茄(プロフ) - 説明文にある非公開設定の件ですが、話毎であれば話名横の非公開にレ点を。作品自体でしたら下の方にある「公開状態」を作者様の希望するもの(パスワード設定または友達のみ、になるのでしょうか)にしていただければ非公開になると思います。 (2021年9月23日 8時) (レス) id: 7a5da76c4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アニヲタの2434好き | 作成日時:2021年9月5日 10時

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