Snow White (ページ8)

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岩本side

snow manが９人になる事が打診された日俺らは候補に入ってなかった女の子の名前も伝えた。

住友A。

俺が提案した時、５人も同じことを考えていたみたいで次々に彼女の名前を口にしていた。

こうして俺たち６人は１０人になることを選んだ。

活動の場所は違ったけど、同期に近い康二とA。

Aと同い年の目黒、未知に近いけど可能性と才能に溢れたラウール。

初めて１０人で顔を合わせた日は俺も緊張していたし、他の９人もそう。

打ち合わせの前に

渡「俺絶対今日Aと仲直りする」

って翔太が宣言してたのには笑ったな、うまくいったみたいで何より

深「ねえ照？」

これってふっかが差し出してきたのはスマホ、ネットの声

まあそりゃそうだろうけど

スクロールしてふと目に止まったは４人対する数少ないお祝いの言葉

岩「こういう人を増やしていきたいね、ふっか」

深「そうだな」

「おはようございます」

向「おはようございます」

康二とAが俺ら2人だった楽屋に入ってきた

なんだか2人の距離もぎこちない

深「おはよう、2人できたの？」

向「そうっすね、同じホテル泊まってるんで」

岩「え」

向「部屋は別っすよ！笑」

このぎこちない敬語もいつか消えるんだよな

Aは何か言おうとしたそぶりを見せて口をつぐんで黙ってしまった

いつもなら、前までだったら…

2人とももうネット見たのかな

色んな事が一瞬で頭の中を駆け巡った