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末澤side
あの日からちょうど1年。
リチャを忘れたことなんて一回もなかった。
今日もまた前と同じクリスマスツリーに足を運んでもうてる自分がおった。
リチャとはもう会わんでもいい、なんて思ってたけど心の中ではあいつを求めてもうてんねん。
そんな奇跡、あるわけないのに
自分で決めたくせにちょっと怖かった。俺にとっては最悪な思い出でしかなかったから。
それでも足は止めずにクリスマスツリーの前まで来たら
.........リチャがおった。
「んぇ､」
思わず変な声が出てもうた。
「リチャ...やんな...？」
リチャを間違えることなんてあるわけないのに。
会いたい、なんて思っとったくせにいざほんまに会ってみると気まずいというか、何も言われへん。
向こうも何も言ってけえへん。
「会い...たかった...リチャ...」
ずっと会いたかった。ただそれだけやった。それ以外に何もなかった。
嬉しいからか、涙も溢れてくる。
こんな街中で、しかもでっかいクリスマスツリーの前で。
でも溢れてくる涙を止められへん。
泣いてるのを隠すようにリチャに駆け寄って、抱きついた。
久しぶりやった。香水でも、柔軟剤でもなんでもないリチャだけの匂い。幸せで満たされる。
勝手に喜んでたけど、リチャはどんな顔しとる...？どう思ってる...?と思って
恐る恐る顔を上げたら、リチャも涙を流して、幸せそうな顔をしてて、ちょっと安心。
リ「末澤、ごめん。俺、末澤がおらんと何もできひんって気づいた。もう絶対離さんから。
もう一回俺と、付き合ってください！」
そんなん考えんでも答えは出とる。
「はい！俺も、寂しかった〜泣」
リ「ちょお、もう泣き止めって笑」
「リチャのせい〜」
「はあ、ほんっまに幸せ！もう次俺のこと離したら知らんで」
リ「元はと言えばお前のせいやろがい」
「リチャが俺のことちゃんと捕まえとけばええねん」
リ「ふーん、かっこいいこと言うやん笑じゃあ、ずっと捕まえとくから覚悟しときや？」
「ッ...// ずるい」
リチャってこんなこと言う人やった？1年も会ってないだけで人って変わるん？
流石にこれは照れるに決まっとる。
リ「照れてんの？」
「うっさい！寒いから帰んで！」
リ「はいはい。末澤、手。」
「へ？」
リ「いや、寒いんやろ？」
「ん」
また、大好きで大切な人と，同じ家に帰るなんて思ってなかった。
これが、俺とリチャの聖夜の奇跡＿＿。
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sueami - まじで揃わんな笑 行ける時インスタのsueeee_824.s2のアカウント来てくれへん？DMで話そ！！ (5月8日 23時) (
レス) id: 98c1d3146d (このIDを非表示/違反報告)
momomiri0321 - 話したいのになかなかタイミング合わないね… (5月5日 23時) (レス) id: d35aa47710 (このIDを非表示/違反報告)
sueami - ももちゃんごめん！！明日の夜行けそう？話したい！！ (5月3日 23時) (レス) id: 98c1d3146d (このIDを非表示/違反報告)
momomiri0321 - こちらこそ遅くなってごめん今から行ける？ (4月3日 20時) (レス) id: d35aa47710 (このIDを非表示/違反報告)
sueami - momomiri0321さん» ももちゃん遅なってごめん！🙏めっちゃ遅なったけど今からいけそう？ (3月26日 23時) (レス) id: 2582f8dab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sueami824 | 作成日時：2023年12月9日 18時
