Prince of Vampire 7 (ページ14)

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奥まで愛し合うタイミングで、

「あ、っ、…あ、っ、、」

と声を漏らすAに、同じ境地にいるという達成感も生まれる。

「、…気持ち良い？」

「ん、気持ち、い、」

分かってて聞く俺はずるいなと思うけど、言わせたくて。

自分も余裕ない中、刺激が欲しくて。

「…いい眺め。」

「ばか、」

その尖った口元ですら、
最高のクリスマスプレゼントだな、なんて思う。

「ばか？

メリークリスマス、の間違えじゃなくて？」

「えっ、クリスマス？何？

…んっ」

くだらない雑談してる暇ないくらい、
容赦なく、奥を突く。

俺結構もう余裕ない…

「…てか、今日まだイかないの…？」

口でも容赦なく攻める、
内心そんな冷たいこと思ってないけど。

「え、…、」

…良いよ答えなくても。

感じてくれてるのはその表情見てれば分かるよ、

答えなくても
ちゃんと好きだから、
大事だから。

「顕嵐…っ、」

俺の名を連呼するのは、間も無くの合図。

無我夢中でAの良いトコロを攻める。

でもそこは、俺にとっても良いところで、諸刃の剣…、

ますます自分の余裕がなくなっていくのが分かる。

「…顕嵐、好き？」

普段そんなこと聞いてこないのに、
涙目で甘えるA。

からかい過ぎてごめんねって気持ちを込めて、

「うん、好きだよ、A、大好き、」

前髪を流してあげながら唱える。

可愛いその唇にキスをする。

「私、も、。

だから、一緒にイきたくて、

我慢、してた…、」

…、

「じゃあ一緒にイこ、」

俺はAの腰を持ち上げ、脚を絡ませると、一番深く愛し合える所へと、
動きを変えた。

間も無く、

…っ

二人同時に、
頂きへと達した。