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# Aran
「顕嵐、」
俺の名を呼ぶA。
絡むように俺の背に手を回し、
すがるような瞳を向け、俺を求める。
身体中にキスを降らし、その瞳を更に揺さぶる。
最後に愛し合った時の記憶を蘇らせ、Aの弱い所にそっと触れる。
「ぁっ、」
久々に聞く綺麗な鳴き声に、
つい先へという思いが、欲が溢れ出る。
更に手を伸ばせば、
恥ずかしそうに顔を背け、
手の甲で更に顔を隠す。
抵抗することなく受け入れ、更にビクビクと、身体を震わせる。
最初の頃は痛いだろうなってあまり出来なかったけど、
泣きそうな顔になりながらも、
高く鳴きながら、
息を漏らすその姿に、
俺の女だっていう充足感や、
俺だけしか見れない姿だという独占欲が溢れてきて、
「痛かったら言って。」
なんて出来るだけクールに言いつつも、
自分自身の興奮が止まらずにいるのが分かった。
「そろそろ、いい？」
クッタリとしたAを組み敷き、
腰を引っ張り枕の上に寝かせると、
「う、ん…」
Aのその返事と同時に、
自らをあてがった。
「…、…っ」
ようやく久々に繋がった
その快感と幸せに
先に声を漏らしたのはAだった。
「Aの中、熱い、。」
それに、
キュッと俺を掴んで離さない。
視線も同様に、
俺をとらえて離すことなく、
快感に歪むその顔を
"俺だけのもの"
そう思って撫でる。
腰の動きに合わせて訪れる快感、
目の前で揺れる肢体が、
俺の脳へと身体へと、
刺激が強過ぎて、加速する。
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apple - 昨日１から全て読ませていただきました！とても面白くて、次の展開がどんなものになるのか気になります。更新楽しみにしてます！ (2017年1月30日 5時) (
レス) id: 62dbafa79a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：踊れる人大好き芸人
| 作成日時：2017年1月10日 19時
