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「…、っ。」
「え、？」
涙声になるのが自分でも、分かる。
「…断る理由なんてないよ。」
弱さというより、感動の涙。
「返事が遅くなってごめんね。
友だちとしても好きだよ。
でも顕嵐のことは、
私も前からそれ以上に気になってて、
男の人として好きで、
それに、もっと好きになりたい。」
私は顕嵐の手を感じるように、少し引き寄せた。
「じゃあさ、もっと好きにさせるよ。
俺の彼女として。」
顕嵐は私に更に近付くと、握っていた手を離して、そっと肩に回した。
凄く優しく、力を加減してくれる、そこにも愛を感じた。
「…うん、」
「…真っ赤。」
顕嵐に顔を覗き込まれる。
「…ずっと俺の所にいて。」
私、正式に、
顕嵐の彼女 になったんだ。
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machabon2(プロフ) - こっちの顕嵐くんも好きです。一気に読みました。更新楽しみにしてます (2016年12月2日 5時) (
レス) id: e9d8e8e24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：踊れる人大好き芸人
| 作成日時：2016年11月30日 23時
