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＃Aran
「いやー、焦らすねー。」
宮近に話すと、案の定ニヤニヤする。
元々宮近の方がAを好きだと先に打ち明けてくれたのに、こうして話を聞いてくれるのは、有難いというか、いいやつだなと思う。
「焦らすって何が？」
「んー、お互い？
両想いなのに、敢えて進まない。」
…ん？お互い？
え？
「端から見ると両想いに見えるかな？」
「や、端からじゃなくてもさ。
って、なに今知りましたみたいな嬉しそうな顔してんの？
言っとくけど、元からそうだって知ってなきゃ、俺はお前に譲ってないから。」
…元から？
それまじ？
「でもさ、ならさ、なんで俺らまだ付き合えてないの？」
あまりに不思議で。
「は？お前のせいだっつーの。
元々顕嵐の最初の告白がちゃんとしてればとっくに付き合って、今頃あんなことやこんなことしてるよ。」
なぜか宮近がヒートアップ。
「あんなことやこんなことって…」
「おいお前を照れさせるために言ってねーわ。」
バシッ
「ははっ、(笑)」
宮近に叩かれ、余計楽しくなる。
「結局惚気？」
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machabon2(プロフ) - こっちの顕嵐くんも好きです。一気に読みました。更新楽しみにしてます (2016年12月2日 5時) (
レス) id: e9d8e8e24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：踊れる人大好き芸人
| 作成日時：2016年11月30日 23時
