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# Aran
修学旅行の時期。
俺ら3人は当たり前のように同じ班になった。
班決めの段階では、Aは女友だちをたくさん入れたがったけど、宮近はともかく正直俺は、A以外の女の子があまり得意じゃない。
だから話し合いの当日、宮近が手を打った。
…
「じゃあ、班決めをします。」
委員長が仕切り始めた瞬間、
「ちょ、おっ俺、」
宮近がうずくまる。
「お腹いたい、、お願いA、保健室連れてって、！」
「え！？私？
宮近くん、大丈夫！？」
…すげー酷い演技。
Aが優しい子で良かったと思う。
だけど、保健室にAが行った、その事実だけで十分。
その隙に俺が勝手に、3人だけの班になるように名前を書いた。
「5〜6人ずつ組んで、決まったらその紙を提出してください。」
「俺らはこれで。」
「…3人だけですか？」
「…。」
「…わかりました。」
普段口数が少ないせいでクールとか言われるキャラを活かして、学級委員に無言で受理させ、
俺はそのまま寝たふりをした。
他の班が偏ったみたいだけど、二人は保健室だし俺は寝てるから、誰も文句の付けようがなかった。
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machabon2(プロフ) - こっちの顕嵐くんも好きです。一気に読みました。更新楽しみにしてます (2016年12月2日 5時) (
レス) id: e9d8e8e24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：踊れる人大好き芸人
| 作成日時：2016年11月30日 23時
