一線は越えていません 梶SIDE ページ44
.
んー…。
なんかやわらかい…。
女の子みたいにふわふわでいい匂い。
なんかこの匂い知ってる。
Aちゃんのだ。
梶｢…ん？Aちゃん？｣
｢んんー…？｣
ごろん、と俺の胸に顔を埋めるのはAちゃん。
俺の腕の中でスヤスヤ眠るのは間違いなくAちゃん。
・・・・・。
梶｢はぁああああ？！！｣
｢んるせぇ…｣
目をこしこしさせて寝起きの声を出すAちゃん。可愛い！可愛いけど！！
は？！なんで、一緒に寝てるの？！！
昨日の記憶が全然ない。え、もしかして覚えてないだけで、俺 Aちゃんに手 出して…？！！
｢昨日の梶さん、すごく強引で素敵でした｣
梶｢ン？！｣
｢もしかして…覚えてません？｣
焦る俺にトドメの一言。
｢昨日はあんなに愛してくれたのに…？｣
大きな目を潤ませて、俺にしがみつくAちゃん。待って、これは夢なのかなんなのかパニックなんだけど、取り敢えず
梶｢責任は取るから！！｣
｢…バカ言ってないで、早く準備してください｣
さっきとは対照的に冷たい目で見られた。
ちょっと頭が追いつかない！！
深呼吸を一つして、何もなかったのかと問えば、｢二人ともちゃんと服着てるのに、ナニしたって言うんですか｣なんてAちゃんはあっけらかんと言い放った。
梶｢ん？準備？どこか行くの？｣
｢うん！皆さんにお土産買って帰るから付き合ってね！｣
ちなみに全部梶さん持ちで♡とあざとくお願いしてくるあたりいつも通りのAちゃんで。
何もなくて 安心したような、残念なような…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2398人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
焔蘭 - ぽぽるさん、初めまして！いつもいつも楽しく読ませて頂いています！頑張ってください！！！！ (2018年10月20日 19時) (
レス) id: 05f9f72d9e (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽる - うぇいさん» いぇーい！幼 女 からのコメントだぁ↑↑(違う) 褒めて伸びるタイプなのでそう言って褒めてもらえるととっても嬉しいです！(笑) コメントありがとうございました！ (2017年8月15日 10時) (レス) id: f717e9d58f (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽる - チョコっとチョコレートさん» コメントありがとうございます！ 恋愛系を書くのは苦手なのでどうなることかと思いながら書いているのですがドキドキしてもらえたようでよかったです！！ (2017年8月15日 10時) (レス) id: f717e9d58f (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽる - エリンギさん» わぁ、喜んでいただけてよかったです！ 全然馴れ馴れしくないですよ！！ コメント嬉しかったです^^* ありがとうございました！ (2017年8月15日 10時) (レス) id: f717e9d58f (このIDを非表示/違反報告)
うぇい - 失礼しました。ぽぽるさんの作品本っ当に大好きです!!文才ありすぎて、涙が出てきそうです。ぽぽるさんの作品を読むと毎回、ニヤニヤが止まりませんwこれからも一ファンとして応援していきます!頑張ってください!! (2017年8月12日 16時) (レス) id: e6c776e49a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽぽる | 作成日時：2017年5月7日 23時
