吸血鬼の私と狂愛王子

拷問 ページ46

莉犬視点

ころん「それじゃあ、糸のことも含めて聞くね？あの子に何したの？？」

ころちゃんが尋ねると

兵士「俺は何もしてない！王だけだ！」

慌てるようにいった

王だけだから何？

お前も同罪だけども？

るぅと「どんな事したかって聞いてんだよ！質問に答えろ！」

バシッとるぅとくんは兵士を殴り、胸ぐらを掴んだ

兵士「あ…足を切っだり…目をとったり…内臓えぐって家畜に食わせたり…」

聞けば聞くほど過酷なもので、耐えきれなかった

莉犬「っ！」

男の顔を殴ろうとしたが、さとみくんに止められた…

手首を強い力で握られ、少し赤くなってしまった

さとみ「お前はそれを見てたんだな？」

さとちゃんも内心めっちゃ怒ってるだろうな…

兵士「あ、あいつは何をやっても治るじゃないか！人間じゃない化け物が！」

何開き直ってんの？イラつくわ〜…

でもこの調子で聞き出せんじゃね？

莉犬「糸はなんなの？」

兵士「あれは！あいつを半56しにした回数だ…！！あ…」

おつぷりww

やっと気付いたんだねw

ななもり「他に知ってることない？王の秘密、とか？」

兵士「し、しらねぇ！」

こいつは王の近くにはあまり居ないからなぁ〜

もうこいつは要らないな

ジェル「今までありがとな？俺らにこの世のオソロシサヲオシエテクレテ…」

るぅと「“最後”は笑顔でいなくなりましょうね？」

そう言ってるぅちゃんが手に持ったのは

赤い糸と針

さとみ「綺麗に飾ってやるからなw？」

ゲス顏で言うさとちゃん

鋭い針に糸を通し、玉結びをする

ころん「大丈夫だよ、るぅとくんはお前らの雑用を押し付けられたおかげで縫うのが上手くなったんだから」

莉犬「痛くなぁい、痛くなぁいw」

さとちゃんとジェルくんは男を抑える

俺ところちゃんは綺麗に着飾ってあげて

なーくんとるぅとくんは縫う

男の口元をクイっと上げ、笑っているようにしてあげる

チクリと刺さる針にどす黒い血が垂れる

兵士「い”っ〜……！」

声を抑えるようにしているが、

男に休める時間をあげず、次々と縫っていく

兵士「あ“いっ！はぁはぁはぁ！ぃい”ー！」

男は笑っているような口元になり、とても良くなった



仕上げに、酸を男にのませた

兵士「ひぐぅ…っあ“……！」

ビクビクと体を震わせ、泡を吐き、次第に動かなくなった

でも、ずっといい笑顔だったよ




4んだのを確認した後、森の奥深くまで行き

男を埋めた



これでAに褒められたらいいのにな…

Aを苦しめた奴は俺が懲らしめるから、アンシンシテネ？

やられた→←どこ？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す